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雨の日、Leicaと日曜日
ご訪問くださり感謝いたします
還暦が過ぎ気がつけば
65歳まであっという間であった
Leicaに対する風当たりも
時折耳に入りつつ
やはり私はLeicaというカメラを
いつかは手にしてみたいという憧れと
大好きな写真家のほとんどが
このカメラで写してきたという歴史への憧れ
年々そう願い思うようになりました
不自由の中の自由
不自由だった時代が今より不自由だったかと
思い返せばそうでもない
ノストラジックな思い出も
たくさん残っている
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まず最初に手にしたのは
還暦を過ぎてからの一つの自分への
ご褒美としてLeicaQ2
これは不自由という言葉が当てはまらない
自由でコンパクトなコンデジであります。
カラーもモノクロームもこのカメラで
写して再現することがとても楽しく
時折センサーの助けか
今までには見ない雰囲気の世界観を
見せてくれた
それは決まって曇りの日や
雨の日、そして夕暮れ時に訪れる
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5月のとある日曜日
写真クラブの写真展が老朽化した
ビルの中で行われることを知り
立ち寄ってみた
雨の日曜日
かなり古い作りの昭和ならではのビルは
近い将来壊されると聞いた
古い階段を上り
窓際の部屋に入ると
古いガラス越しに外の風景が
少し歪んで見える
窓は老朽化のために危険で改変不可
そんな不自由な中
素敵な写真が展示されていました
Q2 そして
M11monochromeにVoigtlander NOKTON 40mm F1.2 Asphericalを
つけて雨の日がなんだか嬉しかった。
まさに蛇の目の傘を持った
みよちゃん気分だ。
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会場におられた写真クラブの
お母様とお嬢様
写真のことで自然に話しが始まり
お嬢様のポートレートを
撮らせていただませんかと
勇気を出してお願いしたところ
お二人共快く承諾をいただく
楽しい時間となり
雨降りの日曜日に感謝し
後日、写真をプリントして
プレゼントする。
雨の日、曇の日
なぜかLeicaを持ち歩くのが
日に日に好きになってゆくようです。