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交響楽(シンフォニー)

グレープのこの曲を
聴くと高校時代の寮生活と
同室の友人達を思い出す。

初めての寮生活
各自自宅から送られてきた
布団袋の独特のにおい
梱包するガムテープも
独特のにおいがあった
嫌なにおいではなく
今は懐かしいにおい

はじめて同室での顔合わせ
三人部屋で
みな五島出身で固められた。
多分、同郷が何かとスタートに
都合がよいと考えたのだろう。

寮でのカセットデッキ持ち込みは
すぐに禁止となったけれど
その頃寂しい歌だけれど
この歌をよく聴いた。

同室の福嶋くんは
チューリップの無限軌道の
アルバム。
梁瀬くんは当時にわかに
ヒットした根田成一の
哀しみのバラードばかり
歌っていた。

当時のさだまさしの曲は
古びた煉瓦造りの
外国の街を創造させた。
なぜだか今もわからない。

さて、シンフォニーの中の
ワーグナーは
シンフォニー=交響曲を
作っていない
たぶん、たぶんそうだとおもう
ま そこはそこで(笑)

ワーグナーと言えば
今想像するのは映画地獄の黙示録
勇ましい曲でさださんの
曲とは甚だかけ離れる。

たぶん、この曲の中に
ワーグナーと言う言葉の
響きが好きだったのではないか
と今となっては考えるが
そんなことはどうでもいい。

今でも愛すべき一曲であります。

◆追記◆

どうも調べると交響曲は1曲だけ
ワーグナーは残しているようです。
交響曲 ハ長調

自分の中ではワーグナーではなく
ベートーベンソナタ第8番(悲愴)第2楽章でした。
当時、よくこの曲を同時に聴いていたので

これもまたそれぞれの時代背景や
出来事、思い出とリンクされていくようで


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