ステンレス好きの生産管理 へいはちろう

新潟県燕三条地域でステンレスを中心に製品を作ったり段取りしたりしている生産管理です。

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最近の記事

製造の面白さってなんだろう?

自分がなぜ製造に携わり続けるのだろうと、疑問に思うことがよくあります。おそらく製造におもしろさを感じているのでしょう。その一方、製造業の仕事って大学を出た人には人気がないようです。 僕自身も大学院を卒業して、建築関係の仕事に1年くらい従事したのですが、諸事情により地元の燕三条に戻り製造業の仕事に従事することとなりました。 主にステンレスを使用した製品を手掛けているのですが、多種多様な材質にも対応し、製品を出荷しています。どんな材質かと言えば、ステンレスのほかに塩ビやアクリル

    • 子育てについて

      私には10か月になるこどもがいます。 こどもが生まれてからというもの、こどもにとっての幸せとは何かについて考えることが多くなりました。 私の思うところもいろいろあるんだなと、日々感じています。 一方で、妻も妻なりにこどもの幸せとはなにかを考えているようです。日々悩み、複雑な顔をしているところを見たりしています。 ところが最近思うのが、おそらくこどもにとっての幸せの感覚が僕と妻で違うのか、言い争いになりやすくなったということです。 今日朝にこんなことを妻から言われました。

      • 【公差①】精確なモノをつくるため?

        ※キャッチの写真はオーディオケーブルで、ケーブルのコネクタは公差をうまく使っています。 ものつくりと関わるうえで、一番目に話題にした方がいいものとは・・・と考えて出てきた話題が、「公差」でした。今回は公差に関する記事第一弾として綴っていきます。 製造業に従事してすぐに図面と向き合い、理解が不足していたなぁと感じたのが、この「公差」でした。一言に「公差」と言えども、深い話題になってしまいます。なぜならば、公差は現場知識と密接な考え方だからです。 ■公差ってなに?こちらのペ

        • いま私にできること。

          今回は、コロナウイルス禍の中、経済活動をするにはとても苦しい状況で、私の働く会社もその影響をもろに受けています。 ただ、とても状況のよい会社もあるのも実情なようで、特に巣籠消費に関連する会社の売り上げは伸びているようです。したがって、状況の良い会社と状況の悪い会社で二極化しているのが、現状です。 そんな中、すぐに新しい事業を始めようとか、新たな取引先に営業をかけようとかしてみるという手はあるのですが、世の中そんなうまくは行きませんし、なかなか新しいことに手を出すというのは

        マガジン

        • 公差に関する記事
          1本

        記事

          製造業とはなんだろうか。

          初めての投稿になりますが、どんな話題にしようか、と迷いましたが、まず自分の原点を少し掘り下げてみることにしました。 私は、もともと建築士を志して、大学院まで行っていました。 特に、建築という分野の中の「構造」を専攻し、鉄筋コンクリート構造(RC構造)の地震被害の研究を行っていました。 研究者という人生の道のりもあったと思いますが、車を運転して旅に出ることが好きで、その途中でよく走らせてもらう高速道路に関する仕事がやりたいと考え、高速道路に関わる建築の仕事を探して、就職活動