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【レポート】A-1 TOYOTA✖️PRE-STATION Ai イベント

こんにちは!PRE-STATION Ai コミュニティマネージャーの山本有里です。

先日、STATION Aiで、A-1 TOYOTA✖️PRE-STATION Ai で共催イベントを開催
しました!

開催の背景

愛知県といえば、TOYOTAといっても過言ではないでしょうか。

PRE-STATION Ai は、毎期社会人起業家としてTOYOTA社員が入居してきています。

その入居者のほとんどは、TOYOTA社内で毎年行われている有志団体のビジコン経験者でした。

そのビジコンは、「A-1 TOYOTA」です。

TOYOTAに勤めながら、自身の生み出したアイデアを実現に向けて、仲間を募り、約半年弱をかけてアクションしていく、そんなコミュニティがTOYOTAにあったことを知らない人も多いのではないでしょうか。

今回、そんな社会人起業家が生まれつつあるA-1 TOYOTAとPRE-STATION Ai で共催イベントを開催し、自身のアイデア実現に熱意を持つTOYOTA社員をPRE-STATION Ai でサポートする連携の切り口にできればと実施することとなりました。

イベント当日

本イベントでは、ロールモデルとして起業家・社内起業家・社会人起業家を代表する4名をお呼びし、これまでのキャリアの中でどのように困難や壁を乗り越えて来られてきたのか、そしてそれぞれの挑戦者が思うキャリアの描き方をお話しいただきました!

登壇者自己紹介

ものレボ株式会社 /細井 雄太 氏(独立起業家枠)
アイシン精機より独立、製造業DX SaaSを企画・開発・運営する『ものレボ㈱ 』を創業

ものレボの細井さんは、「家族持ちの僕が⼤企業を⾶び出してスタートアップを起業したぶっちゃけ話」をタイトルに、トヨタ系大企業に勤めながら感じたこと、起業に到るまで、これまでを振り返ってのキャリアの描き方を熱く語っていただきました!


家族持ちで起業する。リスク高そうに見えるけど細井さんは、えいやー!じゃなくて、兼業からはじめ、様々な情報収集をしながら、リスクをなるべく下げて、起業に向かっていってたのが印象でした。

起業する前にこれはやっておけ!というポイントは、めちゃくちゃ参考になりましたし、細井さんのビジョン・パッションがバッシバシに伝わって、これはもう、大手企業に勤めている20~40代の方にめちゃくちゃ聞いてほしい内容でした!!

eiicon company/中村 亜由子 氏(社内起業家枠)
パーソルグループで社内起業としてオープンイノベーションのマッチングPF「AUBA」を運営

お次は、eiicon companyの中村亜由子さん。パーソルという巨大グループの中で社内起業し、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームに成長させた経験をお話しいただきました。

亜由子さんは、なんと、妊娠中に社内新規事業に応募!からの出産!からの子育てしながら事業立ち上げ!をされており、出産の際は、分娩台の上で仕事のチャットを返していたとか・・・!

非凡すぎて真似できる気がしませんが、人の限界ってホントないんだな、と一般ピープルの私は思ってしまいましたw


また、社内起業は、やはり社内決裁の苦労があることが亜由子さんのお話でリアルに感じ取れましたが、亜由子さんのアクションスピードの速さとオープンイノベーションが日本を救うという信念で、上層部も周りもどんどん巻き込んでいった(むしろ周りが亜由子さんに巻き込まれていったに近いのかも)のが、ひしひしとイメージできました。

ある意味、そのぐらいの気概がないと社内新規事業である領域で日本最大級というレベルまでのカンパニーに育てることは難しいかもしれません。

RainTech㈱/藤井 聡史 氏(大企業×起業家枠)
大手自動車部品メーカーに勤めながらも、業務時間外で事業創出活動に取り組み、RainTech㈱創業。

藤井さんは、細井さん同様トヨタグループの会社出身。昨年愛知県のビジコン参加からPRE-STATION Ai のインキュベーションプログラムに参加し、DEMODAYでは最優秀賞にあたる「DEMODAY AWARD」も受賞されました。

そして先日、事業に本腰を入れるため法人も設立したばかりのNEW FOUNDERです!

藤井さんは、「大企業に勤めながら兼業で起業したきっかけと感じていること」をテーマにお話しいただき、堅実真面目にやってきた社会人生活の中である日、自分のやりたいことは会社の優秀社員になることじゃないと気付き、いろんなことにチャレンジし、楽しさを味わい、そして今があると。


一歩踏み出すのに勇気がない人には、是非聞いてほしい内容でした!

トヨタ自動車㈱ /土井 雄介 氏(大企業×ベンチャー役員枠)
大手自動車メーカーに勤めながらも、一般社団法人の創業/ベンチャー役員として活動

最後は、トヨタ自動車でA-1 TOYOTAを立ち上げた土井さん。土井さんは、トヨタに在籍しながらも、ベンチャーへ出向(トヨタ内初のベンチャー出向)し、今はベンチャーの事業立ち上げ、役員として活躍しています!

すごい。

土井さんは、私(コミュマネ山本)と同い年なんですが、トヨタ初のベンチャー出向実現、事業立ち上げや一般社団法人立ち上げ・運営、ベンチャー役員などなど、経験値が本当に多くて、やはり何かを実現する人は行動量とその原動力となる信念も明確で、なによりも在り方も本当にイキイキしているなぁと感じました。


「トヨタを変えよう」と社内に打ち出し、A-1 TOYOTAの立ち上げを始め、トヨタ社内でムーブメントを起こしてきた土井さんの魂あるユニークなプレゼンにみんな笑いとやる気をもらいました!

トークセッション

後半のトークセッションでは、以下の2つのテーマでディスカッションしていきました!

それぞれの立場で描く
キャリアを実現する上での壁や苦悩と
その乗り越え方

挑戦者同士の交流や協業により
生まれる価値の可能性

皆さん、挑戦者だからこそ経験してきたことや考えに、土井くん・私も質問が止まりませんでした!

最後に

今、起業をするにあたって様々な選択肢があって、社内新規事業という選択もあるし、起業という選択肢もある、兼業で起業するという方も少しずつ増えています。


起業する選択肢は、リスクもあるし孤独と思われるかもしれませんが、今回のイベントを通して、A-1 TOYOTAのような社内のビジコンで仲間集めしたり、社内に新規事業・ビジコン文化がない場合、昨今は全国でも各地にインキュベーション施設やスタートアップ向けのビジコンなども増えているので、そのような環境を頼ってチャレンジしていくことが、何か一歩踏み出したい人にとって、ひとつ重要なキーになるな、と改めて思いました。

トヨタグループの方は、是非A-1 TOYOTA注目してみてください!

PRE-STATION Ai では、スタートアップを目指す起業家をアイデアベースの段階から支援する環境があります!興味ある方は、下記サイトをチェックしてみてください!!


🟠A-1 TOYOTAについて

🟠STATION Ai及びPRE-STATION Ai について


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