
「販売力(セールス力)を上げる」方法、それはセールスしないこと⁉
私の考える「販売力(セールス力)を上げる方法」をお話しします。
私自身、セールスは、30年以上関わってきた得意分野なので、「セールスが苦手!」と思っている方は、是非、参考にしてください。
■「セールスが苦手!」の原因
多くの人が「セールスが苦手!」と言う。なぜだろう?これは、おそらく精神的な問題でしょう。
過去に、訪問販売セールスや、電話でのセールス、街のキャッチセールス、新聞の勧誘など、いろいろな形でセールスを受けてきているはず。これらがたくさん積み重なって、結果、心理状態は「セールスマンウザい!」。で、セールス=「悪!」というイメージが作られているんじゃないでしょうか?
で、いざ、自分が何かを売るとなると、なんだか人からお金を奪う感覚。え~っ、無理無理無理!(笑)、って感じなんでしょう。
特に、アーティストやクリエイターを始め、技術系の人は、長時間ハコの中で作業をこなしているので、人と接する時間が少ない。(小売店や飲食店などの接客業は別ですが。)だから、こういうタイプが多いように思います。
そして、「技術を上げて、いいものを提供すれば必ずお客さんは増える」ってとこに行っちゃう。というか、そっちに逃げちゃうわけです。
■「セールスが苦手」を克服するには?
私も、新米セールスマンの頃は、セールスが苦手でした。人様に物を紹介して、買ってもらい、お金をもらう。こういう行為自体に、なんだか罪悪感があって実行できない。
「セールスマン向いてないかも…。」なんて、悩んだこともあります。
でも、年々、経験を重ねるにつれて、とりあえず、お得意先に訪問するときの、重苦しい気持ちは、薄れていきました。そして、ある時、お得意先に、「お宅のこの商品、いいよねぇ。これがないと困っちゃうんだよな。」と、お褒めの言葉を頂いた。そりゃもう嬉しかったです。この時に、「悪いことをしているわけじゃないんだ。喜んで頂けているんだ!」ということに気がついたわけです。
その後は、もっとたくさんの人に喜んで頂こう!と、積極的に行動していけるようになりました。罪悪感などありません。精神的には、真逆、天と地の差です。結局、欲しくもない人に売ろうとするから、罪悪感が芽生えるわけで、「欲しい人を探して売る。」これを行っていればノーストレスなのです。
ベタな答えになっちゃいますが、「セールスが苦手!」を克服するには、まず、回数をこなして経験値を高めることでしょうね。何事も慣れれば、苦手なことが、普通のことに変わっていくものです。
もうひとつは、セールスの本質を理解すること。例えば、「お化け」とか怖いですよね?何故かというと、わからない、理解できないものだから。
「セールスが苦手!」も同じで、理解できていないから、怖いし、やりたくない。メンタルを鍛えろ!なんていう人もいますが、そもそも人はみんなメンタルが弱いんです。
それよりも、物事の本質を理解することの方が重要。セールスとは、
悩みを解決したい、もっと豊かになりたい!
という、欲求を満たす商品やサービスを提供すること。人々が、日々幸せな生活を続けていくことに貢献すること。つまり、世の中の進歩に、大きく貢献している行動なのです。
罪悪感を持つ必要は、まったくありません。
■セールスは、売りに行ってはいけません!
セールスは、売りに行ってはいけない!とは、なんじゃそれ!というお話です。
セールス行為というのは、例えると、男性が意中の女性をモノにすることとよく似ているんです。逆パターンもありますが(笑)。
まずは、女性をお茶に誘う、それから食事に誘う、何度かこれを繰り返し、そして、自分に好意を持ってもらったようなら、〇テルに誘う!こう言う手順ですよね。セールスも同じです。
初対面で、散々しゃべったうえに、買って!と、言ったところで、うまくいくわけがない。いきなり、〇テルに行こう!と言ってるようなもんでしょ(笑)。そう、いきなり売りに行ってはいけないのです。最初にやるべきことは、
「信用を得ること、信頼関係を構築すること。」これです。
会うたびに、よい情報などを提供しながら、自分を知ってもらう。関係ができつつあると思ったころから、商品の紹介をする。その商品が、相手に貢献したのであれば、更に買ってもらえるでしょう。
でも、考えてみればあたりまえのこと。大昔、まだ通貨が無いころ、世の中は、物々交換で成り立っていましたね。それが成り立つ原点は、お互いの「信用と信頼関係」だったはずです。
ということは、この「信用と信頼関係」というのは、昔も、今も、そして未来も変わらない、不変の価値観だと言えます。
もう一度言います。セールスは売りに行ってはいけない!
■まとめ
「信用と信頼関係」、これをベースにして人々に接し、商品やサービスを紹介していきましょう。
そして、悩みを解決したり、更なる幸福を手に入れてもらいましょう。それがセールスと言う仕事です。
どうですか?
少し罪悪感がなくなった気がしませんか?
そして、少し「セールスが苦手!」じゃなくなった気がしませんか?
では、勇気を出してセールスをしてみましょう!
次回は、最新のWebを駆使したセールス方法についてお話しします。
世界中に広まったインターネット。
今やサイト数は、10億を超えています。
人々が商品を買うという行為も、これにより大きく変わりました。
今のコロナ禍の影響もあり、その進化のスピードは増すばかり。
逆に、実売店舗などは、どの業界も非常に厳しい状況です。
そんな時代の、Webを駆使したセールスとは?
少しだけお話しすると、これはもう、
領域からすれば、セールスではなく、明らかにマーケティングの領域です。
言わば、マーケティング&セールス・ミックス戦略。
意外と耳に入ってくるのは、ホームページから集客できない。
ブログや、SNSで投稿を続けても集客できない。
なんか疲れてきた、みたいな話です。
なので、
流行りに流されない、王道のSNS集客、販売方法や
ブログ、ホームページの本当の役割などをお話ししていきます。
1月末から、家の裏の駐車場に貼りっぱなしのスクリーンタープ。
今日は、長男のバイク仲間が集合し、ランチBBQ。
みなさん、バイクや車で来ているので、当然ノンアルのようです。
いや、ノンアルBBQって、私には無理だわ(笑)。
そもそも、長男がリモートワークの仕事場にする予定だったんです。
家からWi-Fi届くしね。
が!しかし!というか、それこそ無理だろ(笑)。
案の定、家から超近い呑み屋と化したわけです(笑)。
一応、緊急事態宣言解除と共に、来週あたりに撤去の予定です。
でも、いざそうなると、ちょっと寂しいですね。
休日の朝、ゆったりとコーヒーを飲んだり、
家族で、キャンプ気分で食事をしたりと、
中々よろしかったわけです。
まぁ、また秋になったら再開しようかなと。
今回は、コロナ禍で友人を誘うことができなかったけど、
次回は、是非、呑みにきてもらおう。
そうだな、会費¥1,000くらい頂くか(笑)。