劇場の空気(ザキ)

ザキ有馬です。

一心寺シアター倶楽。
ステージタイガーとしてはつかこうへい追悼企画「リング・リング・リング」にて。
この公演は僕は入団前でしたので直接関わりはないですが、劇団内外ともにたくさんの人にとても大きな影響を与えた公演だと思います。

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僕個人としてもここで立った公演は忘れられないものばかり。
思い入れの強い場所に、稽古場利用として訪れました。

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とはいえ稽古の内容は感慨に耽ることなく、限られた時間でやるべきことをやる。
スケジュールの都合次回の稽古までに荒くとも通し稽古のできる状態にしなければいけない。

実寸のとれる稽古場でダンスの立ち位置を再度把握。
そして前回の続き、つまりラストシーンまでの段取りつけました。

近鉄アート館とは異なるが、かつては同じぐらいの客席数を誇り、アクティングエリアもほぼ同等のスペースを取れる場所で、劇場という空気を感じつつ。

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今まで稽古し続けた他のシーンを、このラストシーンに結集させる。
きっと次回の通し稽古で何をどうしていかなければいけないか、ひしひしと感じるだろう。
人によってはなんで「こんなに出来ないんだ」って自己嫌悪に陥るくらいかもしれない。初通しとはそれぐらい緊張感がある。

でもどうか少しでもより良い作品にする為に、良い通し稽古をする為に。今日やったこと、いままでやったこと、そして台本を振り返って、次回の初通しに臨もうと思います。

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