伊勢治テツヤ(池治)
こんにちは。今回の稽古場ブログは池治徹也が担当します。よろしくお願いいたします。
前回の僕の稽古場ブログでは、この作品の軸になれ池治!俺がやらなきゃ誰がやる!みたいな勢いで書いていたんですけれど、最近ようやっと軸になれてきたような感覚があります。
きっかけは正義感を意識し始めたこと。刑事として、犯罪が許せない気持ちや市民の方々を護りたいという気持ち。そういったものを根底に置いておくだけで、ギラギラ光り出したり、ひとつひとつの言動に明確な意味を見出すことが出来るようになりました。そうすることで役に血が通い始めて、役の目的や障害が顕在化し、その結果軸として成立しうるに足りたのかなと感じています。
今回のお話は伊勢治テツヤの成長物語的な感じでもあるので、伊勢路の目的や障害が伝わらないとお客さんも良く分からんまま作品が終わっちゃうんです。改めて超重要な役だなあと思いますし、そんな役を頂けたことが嬉しいなと思っています。
まだまだこの台本の中にうまみが眠っています。更に相手役の俳優からもまだまだ受け取れるものがあるはず。台本を読んで、相手から出たものに反応して、極厚極太超濃厚な軸になります。
と、ここまで書いて、ブログタイトルを「伊勢治テツヤ」に決めました。最初は「闘志を燃やせ、正義に吠えろ」だったんですけれど、なんか違うなあと思って変更しました。
でも闘志を〜はなんかかっこいいので、ここに書くことで供養させていただきます。
明日、劇場でお待ちしております。
池治徹也
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