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YURIKA |「このnoteについて」:エンタメ従事者のウェルビーイングのはなし

本日もお疲れさまです。
(他人の「疲れ」に、「さま」だけじゃなく「お」までつけて、丁寧な日本語って感じがして好きなんですよね。昔こんなcmありましたよね?)

はじめまして、YURIKAです。
note初心者ですが、精一杯はじめます。

語り屋なわたし、語り出すと止まらなくなると思ったので、先に舞台人らしくprologueとして「このnoteについて」を書き記したいと思います。(prologue:プロローグ、序章、序幕。本編が始まる前、本編内容への前置き、前触れ。小説などにもありますね。)

「このnoteについて」
エンタメ・舞台業界のウェルビーイングを目指す、心の旅


なんだかいきなり胡散臭いタイトルですが、“旅”というとどうしても物理的な移動を伴う旅に感じてしまうので、あえていま“心の”を付けてみました。
なぜ、“旅”としたかというと、尊敬する同業の友人が会話の終わりに「明日も良い旅を」と言ったのが素敵すぎて、インスパイア拝借。(旅って思えば、明日が良い日でも悪い日でもどちらも良い思い出になりますよね。)

*「ウェルビーイング」とはなんぞや?という方は、下記へ。お時間があったらぜひ記事も読んでみてね。

Well-being(ウェルビーイング)とは、「幸福」のことで、心身と社会的な健康を意味する概念。定訳はなく、満足した生活を送れている状態、幸福な状態、充実した状態などの多面的な幸せを表す言葉である。瞬間的な幸せを表す英語Happinessとは異なり、「持続的な」幸せを意味するのがウェルビーイングだ。
IDEAS FOR GOOD
https://ideasforgood.jp/glossary/well-being/

なぜ、このタイトルか? について。


エンタメ・舞台業界に年齢の割には長く携わっているわたしですが、この世界の人は本当に素晴らしい人格者ばかりなのですよ。
(たまたま出会った人がいい人だっただけでしょ?イヤイヤ、やばい人めちゃくちゃいるじゃん!と声を上げたくなった業界経験者の方もいるでしょう…)
わたしは本当にそう思っているんです。なぜかというと。
「エンタメ」というお仕事は、どの媒体、どのセクションにおいても、人の心に届き、伝わって初めて成り立つお仕事です。届いたものが受け手にとって良くても悪くても、届ける・伝えることには変わりないので、全ての原動力はそこなのです。そう思うとすごいですよね。
※一旦ここはマスコミとしてのエンタメではない、エンターテイメント・芸術の大きな概念として聞いて欲しい。

つまり、エンタメ従事者(と以降は呼んでみます)は、「これを見る・聞く・感じる人は、何を思うか?人は何を求めているのか?」といった“他者の
喜び”を考えることについて、本当に本当によく訓練されているんですね。
ここまで言うと、もうお気づきかもしれませんが、その分エンタメ従事者は、

「自分が何を思い、今何を感じているか?自分は何を求めているのか?」
を考えることが得意じゃない

もしくは、

その感覚を犠牲にしてまで、“他者の喜び”そのものへ従事する人さえいる

と感じます。
“他者の喜び”そのものへ従事することは本当に素晴らしいことですが、これには大きな落とし穴が待っていて…(この話はまた別で…)

簡単に言ってしまえば、エンタメを愛し、心から従事するほどに、ウェルビーイングが叶わないどころか、最後は自分自身のウェルビーイングは不必要にすら感じてしまうように。


だからこそ、あなたと一緒に「ウェルビーイングを目指す旅」として、考えて目指してみた結果が良くても悪くても大丈夫!といった感じのあくまで“旅”として残していきたいな、と思いこの場所を始めました。

このnoteでは、わたしの業界の話を元に、業界の人もそうじゃない人もご自身の職場や環境に対して何か気づきがあったり、「ウェルビーイング」についての何か小さなきっかけや、自分の思いについて考えるきっかけにつながっていったらいいなあ、なんて厚かましくも思ってます。
この場所は一方的に考えを伝えることしかできないけれど、あなたと共に考え、共に「ウェルビーイング」を目指していることを想像(妄想)しますね。

そして、エンタメ・舞台業界の人へ。 
もしこのnoteに出会ってくれたなら…

あなたの頑張りを見ている人は必ずいます。
あなたのその働きで笑顔になったり涙を流したり元気をもらったり、心動き、感動している人は必ずいます。
そして、そのあなたの思いや感じてることに共感してくれる人は必ずいます。

たくさんの制約の中で自分の本当の思いを表に出すことが憚られやすい業界のわたしたちですが、時代と共に少しでも業界の在り方を整えようと奮闘している人たちがいることを忘れないで。



おしまい。
明日も良い旅を!


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