一喜一憂するのではなく。
こんばんは★朝夕は冷えますね!
今日はREO不登校コースの生徒さんと接していて、思っていることを書いてみようと思います。
不登校のお子さんが、少し学校に行き始めたころに起こりがちなことなのですが・・・^^
ある日、不登校のお子さんが学校に行けたとします。
保護者の方は、「よかったー!」とうれしくなってしまいますよね。
「すごいね、えらいね!」とお子さんをたくさん褒めてあげたくなると思います。
本人は「やったー!」と言うよりは、疲れたな、という疲労感と、静かな達成感を感じているかもしれません。
でも、そこからすぐに順風満帆には行かないことの方が多いんじゃないかなと思います。
また、お休みしてしまう時や、調子を崩すときもきっとあるでしょう。
そうすると、どうしても親御さんとしては、「今日は行けなかったな・・・残念。この前は行けたのになぁ。」と思ってしまうと思います。
そういう親御さんの気持ち、お子さんにも痛いほど伝わっているような気がします。
多分、自分でも「今日は行けなかった・・・」と落ち込んでいるところに、親御さんの残念そうな顔を見たら、余計に落ち込んでしまいます。
また、残念そうな顔がなくとも、
「学校に行ったときは、あんなに褒められた。学校に行ってえらいねって言ってくれた。もし行けなかったら、またダメだとおもわれているんだろうな」
「学校にまた行けなくなったら、お父さん・お母さんをまたがっかりさせちゃうかな。」
「学校に行かないと、頑張ってるって思ってもらえないのかな。」
と、学校に行けたときの親御さんの反応から、悲観してしまうお子さんも多いように思います。
それに、親御さんも、毎回「今日は行けた!」「今日はダメだった・・・」と浮き沈みしていると、疲れてしまうのではないでしょうか。
以前、不登校コースの生徒さんが、
「モットーは3歩進んで2歩下がる、です。」
「たまに5歩くらい下がるけど、でもまた、3歩進んで2歩下がって行けば1歩ずつすすめるから、たまには5歩下がっちゃったり、進まなかったりしてもいいことにする。」
と教えてくれました^^
こういうふうに親御さんも考えたら、皆の気が楽になるのかな、と思いました。
何事も、焦ると逆効果になりがちです。
1回1回の出来事に一喜一憂するのではなく、全体を通してとらえてみると、思ったよりもお子さんの成長や前進が感じられるかもしれません♪
REO 大平
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