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死にたいという子は本当に死にたいのか

こんにちは^^☆REOの大平です。

みなさん週末はゆっくりできましたか?

私は映画を見てきました。

『ディア・エヴァンハンセン』という映画を見たのですが、とてもよかったので、おススメです^^!生きにくさをテーマにしたミュージカル映画です!

今日は私の体験から、思ったことを書いてみようと思います。

不登校の生徒さんの中には、心が追いつめられて要る生徒さんももちろんいます。

そんな生徒さんの中には、「死にたい」と口にする子もいます。

私も、不登校でうつ状態だったときには、親にも先生にも言いました。

親も先生にも、心配かけたなぁと今は思います。

私も、生徒さんにそのようなことを言われると、やっぱりつらい気持ちを感じます。

その当時は、私自身本気で死にたいと思っていました。

でも、今になって振り返ってみると、「あの時死ななくてよかった」と思います。

また、同時にあの時感じていた「死にたい」の気持ちは、「今の環境を変えたい」「ここにいたくない」という部分が強かったようにおもいます。

逆に言えば、「不登校」という形で環境を変えたから、生き延びることが出来たんです。

そう考えると、不登校も、生き延びるための手段なんですね。

中高生の時に知ることが出来る世界は、とても限られたものです。

だから、生きづらくなった時に、他の生き方やいばしょを見つける前に、「死にたい」という考えになりやすいのかもしれません。

世界は昔思っていたより広いし、いばしょは本当はもっといろいろあります。

それを見つける機会がないんですよね。

もし、そういう場所が見つかったら、今まで「死にたい」と表現されていた気持ちが「今いる場所じゃなく、あそこに来たい」とか「ここじゃないけど、あの人に会える場所に行きたい」とか、ちがうものに変ってくることも多くあります。

逆に、違う場所もあるんだ、と教えてくれる場所がなく、一人でずっと抱え込んでしまうと、ずっと「死にたい」というつらい気持ちのままでいてしまうこともあります。

最近は、生徒さんが、「死にたい」という気持ちを伝えられる相手になれただけでも、辛い気持ちはもちろんあるけれど、よかったと思うようになりました。

保護者の方は、お子様にそんなことを言われたら本当に悲しいと思いますが、

私としては辛い気持ちを伝えてくれたことを褒めてあげてほしいくらいです!

もちろん、保護者の方のつらい気持ちを伝えられる場所も、ないといけませんね。

大人も子供も、だれだって、つらい気持ちを一人で持ち続けるのとどんどん辛くなってしまいます。

どこでもいいから、つらい気持ちを吐き出せる場所をつくれるといいですね。

REOが、生徒さんにとってそういういばしょになれたら嬉しいです。

REO 大平

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