心配してほしいんじゃない、興味を持ってほしい
こんにちは★
ゴールデンウィークですっかり体がなまってしまった大平です。
みなさんは、体調いかがですか?
今日は、生徒さんに言われて考えてみたことについて書いてみようと思います。
Aさんは、REOの元生徒さんです。
長い引きこもり期間を経て、今は大学生になっています。
そんなAさんは、たまに連絡をくれる優しい子なのですが、
この前会いに来てくれた時、こんな話をしてくれました。
「引きこもりの時、だれと話すのも億劫だった。」
「誰に話しても、意味ないし、疲れるだけだから、話したいと思わなかった。」
「拒絶されるのも、怖かった。」
「でも、先生に会って、なぜかお話できた。なんでなんだろう?って、最近よく考えてる。」
「それで、今までの人生で、こんなに自分に興味を持ってもらえたのが初めてだったから、話せたんだって思った。」
「みんな、心配はしてくれるけど、興味は持ってくれてなかった。ほんとはそんなことないんだろうけど、私はそう感じてた。」
「自分に興味を持ってもらえると、嬉しいし、自分がここにいていいんだって認められた気持ちになった。」
「それからは、どんどん話を聞いてほしい!って思うようになった。」
・・・・こんな風に話してくれました。
たしかに、お子さんが不登校になったり、元気がなかったり、悩んでたら、心配しますよね。
その心配は、もちろんその子に「興味があるから」出てくるものだと思うのですが、
Aさんは、
「不登校」という状況や、今後の人生、進路がどうなるのかを心配されているだけで、
「自分の心」の状態に興味を持ってもらえていない、と感じていたようです。
「今の自分」のこと、不登校とは関係ない、好きな漫画、映画、音楽・・・そんなことを通してお話しすることで、自分に興味を持ってもらえている、自分のことを伝えてもいいんだ、という自信につながったんですね。
もちろん、親御さんには話しにくいこともありますし、お子さんも親御さんに言われると素直になれない、素直に聞けないということってあると思うんです。親御さんだって、24時間お子さんのことだけ考えているわけにはいかないですよね。お互い自分の時間を持つことも必要です。
そんな時に、他人だからこそできる、お子さんとの向き合い方があると思います。いつでも、お気軽にごそうだんくださいね☆
REO 大平
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