「信頼する」って難しい。。
こんにちは!REOの福井です。
日々生徒さんや親御さんと関わる中で、
子どもを、人を「信じる」ということは難しいことなんだなあと感じています。
というのも、私自身、「信頼する」ということの意味を
長らくはき違えていたからです。
「信頼」に近そうで違うものに、「期待」があります。
以前の私は「信頼=その相手がやってくれると思うことが増えること」だと思っていたのです。
でも私が気づいて調べて、こういうことかな、と今とらえているのは、こんな感じです。↓
信頼は、その人の力や判断を信じること。
何かおかしなことがあっても、理由があるに違いない、と思うこと。
「私はそう思う、信じる」と、自分自身が主語になるものです。
一方期待は、「~~なら~~してくれるはず」と、
その人にハードルを課す考え方です。
「~はず」という言葉が出てくるものは、期待なんだそう。
相手がそのハードルを超えれば、「当たり前」ととらえるし
超えられなければ「どうして」と傷ついてしまう。
相手の言動に振り回されてしまう。
何にしても幸せが得られない考え方なんです。
たしかに、「友達ならすぐLINEを返してくれる」と期待していたら、
すぐ返事があれば「もちろんそうだよね、友達だもんね」と思うだろうし
返事がなければ「私たちって友達じゃないのかな、、」と思ったりするでしょう。
期待がなければ、すぐ返事があった場合、
シンプルに「返事すぐくれて嬉しいな」と思えるでしょう。
せっかく得られるはずの嬉しさが得られないのです。
友達を信頼している、という状況なら、
返事がすぐなくても「忙しいんだろうな」「タイミング悪かったかな」と想像して、「じゃあしょうがない」と受け止めることができます。
相手に振り回されずに済みます。
私は、期待ばかりしていたことに気づいて、
少しずつ手放してから、考え方がとても楽になりました。
自分でコントロールできる物事が増えたように感じています。
自分で気づかないうちに、人に勝手に期待して振り回されていることも多いものです。
身近な人にほど、なおさら。
少しでも肩の荷を降ろして、日々過ごせたらいいですね(*^^*)
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