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【なかなか上手くいかない人へ】夢や目標の話



「5年後にこうなっていたいな」
「将来はあんなふうになりたいな」


誰しも夢を見たり、
具体的な目標を立てたりすることが
あると思います。


確かゴリラかオランウータン
だったと思いますが、
約2時間先のことを考えることは
できるみたいです。
しかし「将来はこうなりたい」
のように未来を想像するのは
人間にしかできないことだそうです。


だから日常に溢れるさまざまなもの
(スマホやPCなんかもそうですが
ありとあらゆるもの)が、
技術の進歩によって開発されてきたと
いえますよね。


しかし、
一人ひとりのレベルで見ていくと、
大半が「上手くいっていない」と
感じたことがあるんじゃないかと
思います。


夢を叶えるために
セミナーに行って勉強し、
その日は一歩進めた気がしても、
翌日にはもう冷めてしまっていて
なかなか続かない……
という話はよく見聞きします。


これは脳の仕組み上、
仕方のないことなんです。
「こうしたい」と思っても、
なかなか進めない。
実はこれが普通なんです。


人間も動物なので、本能があります。
「生存本能」とよくいわれますが、
人間にも当然あります。
「こうなりたいな」という
夢があっても、現実的に時間がない、
お金がない、あるいは周りからの
理解や協力が得られないなど、
思うようにいかない状況に
なることがありますよね。


そうすると、
「このままでいたほうが
安全かもしれない」という本能が
働きます。
本能の方が圧倒的に影響するので
新しい領域に踏み出すのを
止めさせようとするのです。


命を守るための働きなので、
そういうものなのです。


しかし、世の中には
結果を出している人もいますよね。
この差って何でしょうか?


もちろん、
結果を出している人たちであっても
同じように本能が働いて、
同じように壁にぶつかっています。


どうしたら乗り越えられるのかというと、
具体的な「こうなりたい」という
イメージを、いかに持ち続けられるか。

これがとても大事なんです。


ここに尽きるのですが、
人間には「忘れる」という
機能も備わっていますから、
すぐに忘れてしまうんですよね。


そこで、見たら(目に入ったら)
すぐにそのイメージを思い出せるよう、
日頃から視覚情報として書き出して
おくととても良いです。


文章で書き出しても良いですし、
イメージを絵にしておいても良いです。
これは抽象的でも良いのですが、
ただ、これだけでも不十分で、
これでやっと少し覚えているような
状態です。


ここからさらに、
より具体的な、定量的な
数値などを加えて、
現実的に叶えられるように
落とし込んでいきます。


たとえばですが、
描き出したイメージのように
なっているためには、
売上はこれくらいで
社員数はこれくらいいる、
のような感じです。


これは願望で良くて、
大きな目標でいいんです。


ここからさらに、
いわゆる中間目標のような
具体的且つ定量的な数字を
考えていきます。


じゃあこれを叶えるためには、
5年後には社員数は〇〇人くらいで、
売上は〇〇億円くらいにしないと
いけないな、であるとか、
3年以内には〇〇という国家資格を
取得して、開業許可を取らないと
いけないな、であるとか。


こうしてステップ的に
すぐに取り組んで叶えていく目標を
具体化、可視化することで、
あとはそれを実践していくだけ、
という形に変えていきます。


まとめると、


①抽象的でもいいから、
 いつでも思い出せるように
 イメージを書き出しておくこと

②イメージに向かうステップを
 具体的且つ定量的な数字を用いて
 計画すること


ここまでできたら、
あとはモチベーションの維持が
とても重要です。
やはり一人で取り組んでいくのは
大変なので、コーチなどの専門家の
サポートを受けながら叶えていくのも
良いと思います。


いずれにせよ
ここで僕が一番言いたいことは、
「自分はダメな人間だ」
と思うのは勘違い、ということ。
できない自分は本能が働いている証拠。
そういう生き物なんです(笑)。


それでも人間は、例外なく誰でも、
成長しようとする生き物でもあります。
もしも「こうなりたい」という夢や
目標があるなら、本能というブレーキを
コントロールする方法を見つけ、実践すること。
きっと自分に合った方法があるはずです。


たくさんの方が理想の自分に出会い、
夢や目標が叶うことを願って。




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