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研修|食べるために必要な座位と上肢機能
皆さん、いかがお過ごしですか。
言語聴覚士(ST)の八田です。
「食べるために必要な座位と
上肢機能」の研修に参加したお話
です。
作業療法士(OT)山本伸一先生
講師は、作業療法士の山本伸一先生
でした。やわらかいトークで、臨床
の経験を踏まえてのお話で、とても
良く理解することが出来ました。
腕の上がり方、背中の筋肉、座り方等、
普段の言語聴覚領域では学べない
見るべき視点を学ぶことが出来ました。
症例提示では、STの方が顔面・口腔
周辺へのアプローチされている動画も
あり、舌も単体でなく、全身の連鎖の
影響を考える大切さもわかりました。
私は、もっと身体全体から嚥下を
サポート出来るようになりたいと
思っています。
いやはや、面白かったです。ただし、
全てを自分の実践に落とし込める様に
なるにはまだ時間が必要ですね。
もっと学びたくなりました。
自分の臨床の引き出しを増やしたいです。
リアル研修も恋しい
私は子どもが産まれてからは、
研修や学会参加は120%諦めざるを
得ませんでした。
今はオンラインで学ぶ機会を得られ、
こんなにありがたい事はありません。
ただ、リアル研修で実際に学びたい
気持ちもあります。まだ子どもが
小さいから、参加は出来ない場合が
多いかと思いますが...。
実技や先生の講義はもちろんのこと、
隣に座った方と雑談から自分の所属先と
他の病院や施設等の違いを知ったり、
そんな事も学びの一つだったなぁと。
早くそんな日が来ますように。
おわりに
第41回近畿作業療法学会でも
「脳卒中後の上肢機能に対する
アプローチ」について山本伸一先生
の講演が聞けるそうです。
プログラム拝見したところ、
「作業療法士が知っておきたい栄養
ケアのキホン」でちゅうざん病院の
吉田 貞夫先生のお話もあるようです。
間違いなく、面白いですよ!
学んだことを日々いかしていきたいと
気持ちを新にした日曜日の午後でした。