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40才新人のノウハウ
入社して3週間。
ここまで働いてきて、ふと思いました。
はたして私は良き新人だろうか?と。
40才新人の私が、今の職場で意識していることを整理したいと思います。
①誰に対しても敬語を徹底する
これは社会人として最低限のマナーですね。
自分が一番下の立場であるという自覚を持つことが大切です。
今春入社したばかりの新入社員だって先輩なので、もちろん敬語で教えを請います。
こちらとしては特に難しいことはないのですが、
年上から敬語で話しかけられると、やりづらさを感じる方もいるかもしれません。
心を開くためにはフランクに接することも大切なので、
相手と状況次第で使い分けています。
②役に立とうと思わない
入ったばかりでいきなり役に立とうなんて思わないこと。
できるやつだと思われたいあまり張り切ってはいけません。
そもそも研修の身分で役に立つ必要はないのです。
研修は会社への理解を深めるのが仕事。
各部署を回っているのも、戦力としてではなく仕事を知るためです。
なので無理して周りのスピードに合わせる必要はありません。
何年もやってきた諸先輩方の手際に追いつけるわけがないのですから。
そのスピード感を間近で体感するのが目的だと考えれば、
「みんな仕事はえー、全然ついてけねー」と感じた時点で合格なのです。
足を引っ張って申し訳ない、なんて思う必要はありません。
③知っていても、知らないフリをする
仕事を教わっていると、同じ内容を何度も教わることがあります。
特にレクチャーの進捗管理をしていない職場では、先輩たちの間でどこまで教えたか共有できておらず、別の人から同じ説明を何回も受けることは珍しくありません。
私はすでに教わっている内容でも、初めて聞くかのようにリアクションすることを心掛けています。
「あ、それ昨日聞きました」なんて絶対言いません。
せっかくのご教授を遮って「結構です」と断るようなものです。
私は製菓衛生師免許を持っていますが、資格や経験に基づく知識を披露することもしません。
そういうのは、あくまで業務の中で自然に発揮すれば良いもの。
話を最後まで聞いて「ありがとうございます」でいいのです。
④目についた疑問をまとめておく
新人の視座は貴重です。
その職場に染まった人には見えづらい課題が映ります。
課題は”当たり前”の中に潜んでいることが多いです。
その環境が当たり前のものになってしまう前に、仕事中に感じた「なぜ」をまとめておき、会議や面談の機会で提案しようと思っています。
もし私がマネジメントする部署に新人がやってきたら、
職場で感じた疑問をすべてメモってもらうようお願いすると思います。
指示ではなく、あくまで「お願い」です。
職場を良くするために力を貸してくれたら助かると。
かつて上司の立場で経験したことを、新人となった自分のマネジメントに生かしているような感覚があります。
⑤謙虚と感謝を忘れない
ノウハウなんて偉そうなタイトルをつけておいてなんですが、
謙虚に学び、感謝を伝えることを忘れないよう心掛けています。
通常業務に加えて新人の世話をするのは大きな負担です。
その恩返しは、しっかり学んで今後の仕事に生かすこと。
社会人として当たり前のことではあるのですが、けっこう忘れがちなんですよ。
私の場合、恥ずかしながら元々の人間性が至らないので、日頃から「ありがとうございます」を口癖にするよう心掛けています。
レジで必ずお礼を言うとか、そういうレベルです。
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こうして整理してみると、どれも大した内容ではなかったですね。
40才の新人ってなかなか経験できないことなので、
今の気持ちを忘れないように、備忘録としてここに残しました。
同じような境遇の同世代に向けて、
「一緒に頑張ろうぜ!」という気持ちです。
お互い頑張りすぎないように頑張って生きましょう。