Magic Leap2 Unity UI の Canvas を 目の前に表示する方法
Magic Leap2 で Unity UI の Canvas を カメラ前に表示して、追従のする方法について構築方法を説明します。
動作検証した環境
PC: Windows 10 PC
Unity Editor version: 2020.2.0b42768
Magic Leap SDK version: 0.53.2
The Lab 2.0 version: 2.0.2.202208200142
Zero Iteration Module: 3.3.9.292297290010
Magic Leap Zero Iteration Frontend(ZIFUnity):
0.53.2-22-802.160.zi7ae3fa4
今回は、Magic Leap Zero Iteration Frontend(ZIFUnity) を使い、PC上で動作検証を行うため、事前に Magic Leap Zero Iteration Frontend(ZIFUnity)をインストールします。
Magic Leap2 の Unity 開発環境構築については以下をご覧ください。
1. シーンからカメラを削除
2. XR Rig を シーンに追加
XR Rig
Magic Leap 用に 設定された Main Camera、XR Controller (Action-based)コンポーネント群(ControllerとHand Tracking)、Unity AR Foundation AR Sessionなどが含まれたコンポーネントになります。
3. UI の Panel を追加
ヒエラルキー上で、UI の Panel を作成します。Scaleは全て0.001に変更。色は緑色としています。(色の変更は必要でありません。緑以外もOKです。)
4. Text(Text Mesh Pro) を追加
ヒエラルキー上で、UI の Text(TMP) を作成します。設定は以下としてください。
5. Text(Text Mesh Pro) を Panelの配下に移動
6. Canvas の Render Mode の 変更
Canvas の Render Mode を World Space に変更。Event Cameraは、XR Rig → Session Origin → Main Cameraを設定する。
7. Canvas に MLHeadposeCanvasBehaviorスクリプトを追加
MLHeadposeCanvasBehaviorを追加することで、カメラの前にCanvasが自動で移動するようになります。
8. 実行
ZI Target を Simulator に設定後、▶再生ボタンを押します。
その後、Unity Editorの▶再生ボタンを押します。
ZI Head Pose の位置や回転の動きに従って、Canvasも追っかけるように動作します。
構築~実行までの動画
いままで説明した内容をYouTube動画として公開しています。こちらご参考にいただければと思います。
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