
夫婦げんかは未来につづく
先週、割とディープな夫婦げんかをした。
ここでわたしがディープと言っている理由は
今後の夫婦生活において重要な問題であること
しばらく悩みの種だったこと
お互いの価値観が起因していること
だからである。
でも、わたしの主張と夫の主張は食い違っていた。
事実はひとつだが、解釈がちがっていたのだ。
話すうちにお互いなんとなくそれに気づいたが、受け入れられるかは別問題。お互いに、「もういい」と顔を見ずに就寝。
わたしは翌日になってもモヤモヤとしていた。
考えれば考えるほど、言うべきじゃなかった気しかしない。
— ありか (@AKARInoARIKA111) March 12, 2023
正直が正しいこととは限らないのかも。
言わずにモヤモヤし続けるのと、言って後悔するのとどっちが良かったかは言ってみないと分からない。
からよかった???
いや、でも言う前には戻れない…(ループ)
こんなとき、ほかのご家庭はどう仲直りするのだろう?
我が家は、気持ちが晴れないまま、翌朝いつもどおり挨拶をする。
どこかぎこちなさを残しながらも、普通を装って生活する。
それで、なんとなく記憶が薄れていくパターンが多い。
このけんかも結局、3日ほどでモヤモヤは消えた。
未解決感は感じるが、今はそれでいいと思っている。
いや、むしろそれがベストなのではないかと気づいたのはつい最近。
以前は、即時解決することにこだわっていた。
スッキリしたい自分の気持ちが最優先で、とにもかくにも、何でも白黒つけたかったわたし。
でも、価値観問題はすぐに解決することのほうが少ないのだ・・・
と、恥ずかしながら結婚6年目でようやく気付いた。
自分の意志で距離を決められるライトな人間関係が多かったわたしにとって、パートナーは特別な存在だと改めて思う。
今まで、そこまでの時間と労力をかけてまですり合わせていく必要のある人間関係なんてあまりなくて。
でも、パートナーとは、これからもずっと、途方もなく長い時間一緒にいるわけで。
はじめての、たったひとつの関係性。
ぶつかって、ちょっとわだかまりを残しながらも先へ進まないといけない。
先へ進みながら、また同じような場面に出会ったときに、そのわだかまりを思い出してちょっと違う未来をつくる。
その繰り返しで、時間をかけて解決していくものなんだろうな。