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フリーランスだけどアルバイトをしようと思う

お金に困っているから、ではない。

もちろん「収入が増えたら助かる」とも考えるけど、それがメインではない。

では、なぜアルバイトを?

面接で聞かれるはずなので、練習がてらバイトをはじめる理由について話していこうと思う。

端的にいえば、「新しい挑戦」と「本業に活かすため」の2つの理由がある。

新しいコミュニティに属するのは怖いけど面白い

今年の9月から猫カフェのボランティアをはじめた。主な業務内容は、猫たちのお世話。

ボランティア募集の知らせをみた後、連絡しようか2〜3日悩んだ。悩みの種は人間関係。馴染めるか、トラブルが起きないか、など。

でも、不安とは裏腹に、猫好きに悪い人はいないのか、「猫好き」という巨大な共通点があるせいか、周囲の人のおかげで楽しくボランティア活動をさせてもらっている。

これが成功体験になったらしい。

新しいコミュニティに所属したい欲求が湧いてきた。はじめは怖いけど、面白さのほうが上回っている。

何が面白いのかというと、単純に色々な人がいると知れること。どんな人がいるかはプライバシーに関わるので割愛させてもらうが、

「ほほぅ、へぇ、すごい!!!」

と、誰かを尊敬できるのがいい。

普段フリーランスで在宅で仕事をしていると、夫以外の人と関わる機会はほとんどない(ボランティアで関わる人は抜きにして)あっても月2〜3回程度。

こんな狭い世界にいると、これといって深い訳はないのに「私ってすごい」という"不要な自負"が暴走していく気もする。

別のコミュニティに所属すれば、上にが上がいるのだと痛感して"不要な自負"を潰すこともできるし、自分の考えの範疇(はんちゅう)をこえた生き方があると知れて、世界も広がる。

「私なんて、まだまだ小さい人間なのね」とも実感できる。

それがまた、いい。

ライターとカウンセラーに活かせるバイトがいい

アルバイトをしたいといっても、同じ作業をくり返すような仕事はしたくない。同じ作業が上達するだけで、私自身のスキルは磨かれないし、さほど人生経験にもならない。

そう考えると、本業(ライター、カウンセラー)と絡められるのが理想的ではないかと思う。

考慮した結果、ラウンジのバイトを選んだ。

(※ラウンジとは、クラブとスナックの中間的な接客飲食店のこと)

ライターの場合、面白い経験をすると、面白い文章が書けるようになる。

家にいるだけで誰とも会わない、何も新しいことに挑戦せずにいると、文章のネタも湧きにくくなる。つまらない生活をしているときの自分の文章をみると、やっぱりつまらない。

必要最小限の単語で会話できる人以外の誰かと会って話すのは、刺激にもなる。

また、カウンセラーの場合は、仕事として実施して2〜3ヶ月しかたっていないので場数が足りない。初対面の人と話す経験も足りない。

ラウンジは、初対面の人と話す場でもある。カウンセリングの練習になる最適な仕事といえる。

とりあえず応募してみた

もう5年前の話になる。

当時22歳だった私は、夜職をしていた。美容整形の費用を稼ぐために。

精神的にも肉体的にも、今とは考えられないくらい無理をしていた。そんなある日、張りつめていた糸がプツンと切れる出来事があり、半年くらい引きこもった。

もう私は外で働けない。家でできる仕事をしよう。ということではじめたのが、ライターの仕事。クラウドソーシングを使って、もやし1袋分くらいの報酬で文章を書いたのがスタートだった。

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なので、夜職に対しては「挫折した」という気持ちが残っている。

そんな世界に舞い戻るのは不安もあるけど、外に出ようとしているのは私の中で精神的・肉体的な問題が片づき、心の余裕が持てるようになったのかもしれない。

過去の挫折のせいで不安もある。でも、同じような結果になるとは限らない。挑戦してみてもし無理だと感じたら、やめてしまえばいいのだから。

どの道やってみないと何もはじまらないので、まずは応募してみた。面接と体験入店の日にちも決まった。

一生働くわけではないけど、半年くらい落ちついて身を置けるお店を探すために3〜4店舗はまわってみようと思う。

その後どうなったかは、またこのnoteで。


<追伸>
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