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エッセイ・コラム

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実体験に基づいて執筆した、エッセイ・コラム記事をまとめています
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#コラム

理想とは他者に侵食された産物

野菜、果物中心の食生活。パン、パスタ、お菓子は滅多に食べない。筋トレや有酸素運動も週3〜4…

Seina
2年前
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18年ぶりに食べた桑の実はあの時と同じ味がした

ひどい雨だった。フロントガラスに降りそそぐ雨粒たちは、空から一斉射撃をしてくるような激し…

Seina
3年前
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実家が消えるとき

「悪い知らせ」は日常の何気ない瞬間に降ってくる。実家がなくなる、という知らせがあったのが…

Seina
3年前
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私は飼い犬を手放した罪を一生背負っていく

犬のお世話ボランティアをはじめた。 ミニチュアダックスフンド、13歳の女の子。個人情報に関…

Seina
3年前
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スマホで消費している時間は命そのものを削っている

『時間には限りがある』 と、意識して過ごすようになった。 「時間」とは「人生」であり、「…

Seina
3年前
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新しい自分になるには「それまでの自分」を殺して死ぬこと

アドラー心理学の思想を解説した書籍、嫌われる勇気の続編である「幸せになる勇気」にこんな言…

Seina
3年前
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末期癌で介護をうけていた父は夢のなかで「立てるよ」と言った

13年前に亡くなった父と再会した。夢の中で。 小腸の末期癌にはじまり、肺や胃に転移した。せめてもの救いのように眠るような最期だった。 父は木製のなにかに腰掛けていた。 でも、ここはどこかはわからない。寂しくはなく、明るく、暖かい場所であるとは理解できる。腰掛けている彼の姿は、現実と間違えるくらいリアルだった。 サテン生地のブラウンのスーツに、紺のシャツを着ている。私はその姿を彼の頭上から見ている。立った形で父を見下ろしているのだろう、と思った。 よそよそしく、いくつ

父は末期癌で50歳で亡くなり、夫はもうすぐ50歳になり、私は28歳になる

あの時、父の話を真剣に聞いていたら、彼のツラい闘病生活がなにか違った結末になったのではな…

Seina
3年前
7

自分をよく見せる鎧をはずして歩み寄れたとき、人間関係は楽になる

小・中学生時代の友人と、2ヶ月ぶりに会う約束をしていた。 3日前から発生したメンタル的不調…

Seina
3年前
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自己受容と美しくなりたい気持ちの狭間で

こんにちは、Webライター・ブロガーのSeinaです(@st_0905) 美容整形、自己受容、葛藤をテー…

Seina
6年前
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どうしようもなく自信がない時に使える「なりきる力」

どうしようもなく自信がないときってありませんか? わたしはもう25歳になりますが、思春期を…

Seina
6年前
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くり返される「整形したい気持ち」はどこから来るのか?

わたしは、美容整形で人生が変わりました。 いくらお金をかけたのか正確な金額はカウントでき…

Seina
6年前
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美しくなりたい病

誰よりも美しい人だと思われたかった。 私がハイヒールを鳴らして街を歩くたび、男性に振り向…

Seina
6年前
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本当は食べたいものがあるけど、太るからどうしよう...の時に役立つ考え方

「本当はアイスを食べたいんだけど、太るからヨーグルトを食べようか」 本当に食べたいものと、太りにくい食べものを天秤にかけ、どちらを食べようか、どちらを食べたら太らないかと思い悩む。 ダイエット中の女性の頭の中では、よく起こることではないでしょうか。 そして 「食べたら太るなぁ」 「でも食べたいなぁ」 と、葛藤がはじまります。ここであえて「本当に食べたいものを食べる」を選択をするのもアリだとわたしは思います。 糖分が多かろうが、脂質が多かろうが、食べ物に善悪をつけず