Photo by
crayonspencils
中旬
早いものでもう一月も中旬も半ばを過ぎた。
一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、などと言うが正にそんな感じがする。3月が終わるまではそんな感覚が続くだろう。
一昨日、昨日とセンター試験があったらしい。らしいと言うのは正に今の自分には関係ないからだが。
私の時は共通一次試験と言っていた。そしてこの頃だったかセンター試験と名前と仕組みが変わったように覚えている。
私の場合は大学入試には失敗して、さてどうするか、と思案した結果、医療系の資格取れば食いっぱぐれはないかな？と考えてその手の学校に問い合わせた結果、できて間もない臨床工学技士の養成科があるのを知りそこを受験することにした。この頃から知らない事に飛び込むのに躊躇はなかった。この時既に3月を過ぎていた。大学の不合格を確認してから動いたからだ。早速申し込んで補欠試験を受験した。
兎に角時間がなかった中で住居を学校から斡旋して貰いそこに住んで通うようになった。
それ以来ずっと医療系で仕事をしてきた。知識自分を拡げるために他の医療職の資格を取ったりした。またそこに飽きて住まい、職場を変える時も資格のおかげで職にあぶれるなんてことはなかった。
しかし、病気になり体の自由が効かなくなったら全く仕事がなくなった。
医療系、特にコメディカルと言われる資格持ちは腕がものを言う世界だと思っている。腕が動かないコメディカルにできることはない、とばかりに仕事が無い。
一つのことに一点集中して励んできた結果全く潰しが効かなくなっていた。
今は障害年金でなんとか生計を立てられているが余裕は全くない。
余裕を作りたくて職を探しているがまあ、ある訳ない。
だからではないが日がな一日寝て過ごしている。