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noriyukikawanaka
装具
私は左半身麻痺となり、歩行時には装具をつけなければうまく歩けない。
その装具は短下肢装具と言い動かない、安定しない足首を固定して歩きやすくしてくれるものだ。
しかしこの装具片手で簡単に装着できるようにはできていない。両手であれば片方の手で足を支えながらもう片方の手で革製の部分を広げながら簡単に装着できるのだろうが、片手ではそううまくいかない。上手く踵にはまったら、革製の部分を足で踏んでおり無理矢理引っ張り出すと装具から足が外れて最初からということはしばしばだ。
この装具が来た時、自分で装着の練習をPTとしたのだが、その時からこっちをたてればこっちがたたずの繰り返しとなっていて、その点をPTに文句を言ったものだ。その答えとして、慣れてください、それだけ言われた。そして未だ慣れていない。
もっと簡単なものはないものか?
どうしてもユーザーフレンドリーなものには見えない。
こういう何かをするのに必要なものはやはり使いやすさが重要だと思う。でないと使わなくなり、はては何かをするのを諦めてしまう。
しかし、こういうものは使っている人は限られているし、あくまで医療に関しているものだからそこまで求めるのは過ぎたことなんだろうか?
今の私は取り敢えず今のままで悪くならなければという現状維持を目指している。
正直なんとか歩けるようになっても何が今以上の何かができるかと言えば見当たらない。
少なくともこの動かない手が少しでも動けば見えてくるものは違うのだろうが。
最近はネガティブな気持ちになってるな、俺。
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