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土用の丑の日

 この時期買い物に出ると見かけるのはウナギだ。
 夏の滋養の為、昔からの慣わしなんだろう。
 今年の土用の丑の日は7/24今日らしい。
 しかしうなぎの旬は冬眠前の10月から12月らしい。
 寒さがつのって脂が乗る時期がやはり旬なのだろう。
 しかし何故に旬でもない夏の最中にこうまでしてウナギが食べられるのか?
 この辺はありふれたトリビアになるが江戸時代夏に売れない鰻屋がとあるお人、平賀源内に相談したところ土用の丑の日にはうの付くものを、うなぎを食べると夏負けしない、などとコピーをうって宣伝したところ当たったらしい。
 以来土用の丑の日はうなぎという風習ができたらしい。
 言うなれば平賀源内の呪いの言葉?に未だ取り憑かれているということか?
 風習、習慣というものはこうして出来上がっていくものなんだなぁ、と感心するばかりだ。
 言えばバレンタインデーなんかもお菓子メーカーのプロモーションから始まったものだからさもありなん。
 あ、基本そういうものには乗らないものとしては無視してるが。
 あと、先に書いた旬は天然ウナギの、で養殖の旬は6月から8月の土用の丑の日に合わせた時期が旬らしい。
 人の行動は凄いね。

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