車椅子を操らなければ分からないこと
電車には良く乗る。
最近の電車はホームとの段差が少なくなっている。
その最たるものが大江戸線の車輌だ。
たぶん号車によって違うのかもしれないが車椅子スペースがある所はスロープ無しで乗り込める。
いえば駅員の手を煩わせずに乗り降りができるってことだ。
気が変わってから途中で下車なんてこともできてしまう。
車椅子ではこれが普通にできないから気分的にも嬉しい。
てな訳で車椅子では普通乗り降りには駅員に頼んでスロープをセットしてもらわなければならない。
これ自体はなんともないのだが古い車両だとホームとの段差が大きいものもある。
てことはスロープが急になっている。
乗り込む時は急だからいつもより勢いをつけがちになっている。
これが新しい車輌と同じつもりで車椅子で乗り込むと急に平らな床になってしまい車椅子が飛び出した感じになる。
前輪が宙に浮いた感じで動輪である後輪はまだスロープにあって車椅子を前に動かそうとしており一瞬だが浮いた感じになる。
この時の驚き様はけっこうなものだ。
もし前に人がいたらぶつかるんじゃないかと焦ってしまう。
まだそんなことはないけど。
こんなこと車椅子を操らないとわからないことだな、なんて思ってしまう。
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