武藤彩未さんのライブを品川インターシティホールで観てきました。

武藤彩未さんのワンマンライブ、今回も素敵な時間でした。
松本伊代さんとインスタで相互フォローになり、メッセージのやり取りをしたことを本当に嬉しく語り、「奇跡」と表現した武藤さん。
アミューズを離れ、完全に無所属な立場でライブを重ねていた時のことを考えると、その言葉は大袈裟ではなく。
3年前の留学から帰国後の手作りの初ライブを目撃した身としてはそこからの日々を想い、着実に自分の行きたい道だけを歩み、理想に近づいている姿がとても輝いて見え、自分を信じること、貫くことの大事さを改めて感じました。
今が充実しているから言える、確かな説得力を持った「夢を諦めちゃ駄目だよ」の優しくも熱い響き。
この2021年を振り返って、心から「最高でした」と言える人がどれだけいるでしょうか。
復帰前の曲が「歌えない」のではなく、自ら意志を持って今回のライブでは「歌わない」選択をしたことを、真摯に説明した武藤さん。
そこには等身大の今の自分が歌いたい曲を作れていることへの手応えが表れているわけですが、いつか尊敬する松田聖子さんのように、全ての時代を含んだライブを作り上げる日も来るのかもしれないですね…。
そんな風に未来を考えられる、長く歌い続けてくれることへの信頼感が、武藤彩未さんのライブの温かなムードを作り上げてもいるんですよね。