タレント議員が「兵隊」になる構造について
「思想なきタレント議員」がなぜあっという間にその政党の忠実な兵隊になってしまうのかを考えると、やはりそこには承認欲求が大きく関わっている気がします。
芸能人としてはメディアの中心から離れ、自信を失いかけている中で、あなたが必要と声をかけられ、有権者からも票を得て当選。
久々に認められた喜びと、その機会を「与えて下さった」人への感謝。
ある意味では救いの神のように見えているのではないでしょうか。
そのことが恐らく一部のタレント議員の国会やSNSでの過剰な「我が政党をお守りする」という態度が生まれる背景になっていて。
それは切ない姿でもあり。
あの党が「現役スター」ではなく「かつての人気者」ばかり擁立するのは、本当は出て欲しい人に断られた末に…なのかもしれないですけど、それ以上に「そういう人の方が扱いやすい」という側面があるのではないでしょうか。
更にその程度の知名度でも通用する、と有権者は舐められているんですよね。
サポートを頂けるような物は書けていませんが…。