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深夜ラジオのパーソナリティーの「任命責任」について

ニュースや生活に関する話題、音楽ランキングなどの「情報」が主役の番組とは違い、深夜ラジオはトークがメインとなるわけで、パーソナリティーを選ぶ際には、「この人に時間を委ねたい」「声をリスナーに届けたい」という明確な意思が含まれているはずです。
だとすると起用した側にも「任命責任」があるはずですし、たとえ想いを裏切られる何かがあったとしても、まるで自分達には何の非もない「被害者です」と言うかのような態度を取るのは、「ラジオとは何か」を理解していないとしか思えません。
振り返ればあのフライデー事件の後も、ニッポン放送はたけしさんのオールナイトの枠を代役を立てて守り続けました。
普通の謹慎や活動自粛とは違う「帰ってくる」目処なんて何も見えない状況だったにも関わらず。
決して「時代が違うから」ではないです、当時だって大変な批判を浴びています。
その中でも彼らはたけしさんを切らなかった。
ただ単に「人気があるから」ではない、もっと強い結びつきです。
世の中の全員が敵になっても俺達はこの人を見捨てない、信じ続ける、それがラジオのあるべき姿だと思っています。

サポートを頂けるような物は書けていませんが…。