誰も「成功譚」を語らない「ラヴィット!」スタッフの皆さんの素晴らしさ
「ラヴィット!」が凄く良いなと思うのは、朝の時間帯に大きな革命を起こした、日本の長いテレビ史の中でも重要な位置づけになるバラエティであるにも関わらず、その中心となって作っている方々が誰も「成功者」としてメディアやSNSなどで前に出たりはしないところで、番組が脚光を浴び始めた頃にディレクターが受けていたインタビューでも自分の手柄ではなく、あくまでも出演者のおかげだということを強調していたわけで。
東京ホテイソンさん、なすなかにしさん、タイムマシーン3号さん、男性ブランコさん、そして今年の青木マッチョさんなどなど、ラヴィットの抜擢をきっかけに各方面で仕事が増えていった人はたくさんいる、それは明らかにスタッフの方々の手腕による物なのですが、「俺がこうやって仕掛けました」という押し出しを誰もしないことで、視聴者は意図的な「企み」を感じずに他の番組とは違う特別な親しみを持ち続けているのでは。
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