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チャレンジしかない世の中

1.自分の感情を押さえつけること

プロとして、外部的な感情をクライアントにぶつけてしまうのことは信用を失うのでやめた方が良いでしょう。

しかし、内部的には予測可能性が大事になります。私のクライアントは、若手にプレッシャーを与えたため、自殺をしてしまったと相談してきたことがあります。

そうした事例を見る限り、私は頑張れという言葉を安易には使わないことにしました。そして、世の中は、頑張りすぎず、OODA(observation, orientation, decide, action)の仕方で、効率的に仕事をすることが要求されています。勿論がむしゃらに仕事をすることは悪いことではないのですが、結果がでないままメンタルが壊れては元も子もないです。

どのレベルで弱音を吐くかというのもありますが、弱音を吐くことは悪いことではないと思います。誰かを犠牲にして成功を勝ち得る時代は終わりました。無理して、チームにあわせる時代も終わりました。

チームに合う人、合わない人とあると思います。共に、各メンバーの幸せを願い、仕事をできる環境を作り、途中下車もできる会社を作るしかありません。男性優位の時代から、ライフイベントによって色々な働き方が要求される時代に変更されてきました。誰かを批判する時代は終わりました。

その上で、声をあげることも大事になっています。誰かが気づいて声をかけるというのはできればよいですが、それはリモートワークなどでより難しくなっています。声をあげることができない人は必然として信用されません。なぜなら、突然倒れたり、病気になる可能性があるからです。

今の時代は、予測可能性と、予知対処可能性両方が要求されます。予測可能性だけだと、声が上がらないことは問題という形になりますが、声が上がらないのは、雰囲気が悪い場合もあります。これに対して、予測できないことを予測するということはどういうことかも考えていく必要があります。予測できないのは、不意の事項、例えば地震、交通事故などがあります。しかし、そうではなくて大体のケースは本人が持っているパーソナルな事情だったりします。それを如何に信頼関係を確保し、シグナルを入手するかも大事なことです。

結果的に、メンタルが病む前に、仕事を中断してもらうことも大事なことです。メンタルを病むまで仕事をするのは本末転倒です。如何にパーソナルに見える、職場情報を共有できるかというのは大事なことです。

2.本音のフィードバックは必要

フィードバックは必要になりつつあります。それぞれの強みを強化し、チームワークを構築するためです。そして、市場価値をそれぞれ高めることが今後必要だからです。

本音で言い合える環境とは
1会社という土台で、利益を出せるように、フラットで言える環境
2原子とも言える人が、それぞれ活性化し、かつ、助けを求めることができる状態(例えプライベートなこと、私情でも、辛い時には辛いといえないとメンタルが潰れる時期は来る)
3フィードバックがあっても、それは本人のためには伝えていることがわかる状態、安心感を環境づくりです。
言ってはならないことがあります。
それは陰口(社長の陰口は良いが、他の人の陰口は絶対ダメ)。
次に、お金をもらっている場合、自分が頑張っているところをさらに評価してほしいというのは、お金はがんばらなくても報酬が入るのが当然という甘い考え方。つまり、がんばらない方が得という考え方です。6歳の子が1000メートルを走ることと、18歳の子が1000メートル走るのは意味合いが違うが、プロなら同じ土俵で評価される。つまり、6歳の子が頑張ろうと、成果を見るのは当然のことであり、成果から、次の投資はこの位という形で報酬が出る。成果の報酬ではなく、将来投資の観点から報酬が出るというのが、フィットする。話が逸れた。→要するに、努力をすることは報酬に取り込まれているので、楽をした方が得なカルチャーはもはや土台として話にならない。
怒らない。
人の嫌い好きはあまり出さない。ただし、困ったは出しても良い。やりたいも出して良い。
個人の批判は意味がないが、行為に対するフィードバックは必要。
目的のすり合わせも大事。強みのすり合わせも大事。
以上のルールがないと機能しないと認識しております。

これらは、会社が30年の寿命よりも短くなっている現実から考えていく必要があります。

3.SDGsの文脈での会社の変化

会社の存続よりも、チームの存続が徐々に優先され、個人の能力の拡張が要求されています。社会に貢献できる、個人の実力が向上する、会社の利益がでる会社の構築が必要になります。

この構築はもはや、社長や経営者だけでは難しく、メンバーの助けが必要になります。

スキ、その他の行為は、元気玉として有効利用させていただきます。皆様のお力を少しでも世の中の改善に使わせていただきます。