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DXとタニタの件 DXその8 業務委託という劇薬とカルチャーの変化

先日タニタについて書きました。賛否両論なのでぜひご覧ください。

タニタがDXをやるか否かは別として、いま少しずつ考えていることを書きます。

タニタは、法律事務所の構造とにてくるかです。世の中の人は、タニタについてとにかくいう前に、法律事務所や医者にも労働法について考えるべきです。彼らは労働法関係なく請負や業務委託で働いています。ある人に言わせると、時給は普通のアルバイトよりも安いという方もいます。最もプロ意識が高い人なので、あまり文句は言いません。それをいいことにパートナーはどんどん仕事を振ってしまう現象があるわけです。時間外手当もありません。ボーナスなどは出てくるかもしれませんが。

まるで使い放題のサブクリモデルですね。このように考えると、使い捨てていけば良いので、DXの必要性がなくスペックが良ければ、採用すれば良い流れになります。若手は、その後インハウスでも独立でもできるタイトルを獲得できますしね。

少し考えたのですが、世の中のトレンドがDXの中で、弁護士等は自らをマシーンのようにして使用している状況です。果たして、かれらにDXは必要なのでしょうか。サブクリモデルをしている限り、機械化にする必要性はないように思えるのです。せっかく教え込んだのにというサンクコスト、自分たちもそうしてきたという経験が邪魔をするのではないかと。

同じように、タニタでもサブクリモデルでやる場合、DXニーズから外れてしまう可能性もあります。逆に、請負業者の方はDXニーズは出てくるかもしれませんね。その場合、フリーランスが固まって事業について簡素化しつつ、SaaSのモデルをつくるかもしれません。

そうなると、タニタがそれをサポートするかなども興味あります。もし、サポートした場合、それに対応していない請負の人はどうなるかも 考慮に入れる必要性が出てくるかもしれません。

また、下請法、独禁法、弁護士法、その他の固有の問題が出たりするかもしれません。その辺りのスペシャリストは今後必要になるでしょう。その意味で、私の方も、少しずつ、学んでいこうと思います。
法務労務にとっては劇薬であることは間違いありませんが、カルチャーを変えて全員経営を目指す姿は清々しいです。将来を見据えるうえではよい試金石であることは間違いありません。

スキ、その他の行為は、元気玉として有効利用させていただきます。皆様のお力を少しでも世の中の改善に使わせていただきます。