遊び蟻と働き蟻 どちらが貢献しているか 儲ける法務その4
そりゃ、働き蟻でしょうと答える人が8割はいるでしょう。さらに、遊び蟻を批判する人もいることでしょう。
例えば佐川さん、クロネコヤマトさん。汗をかいている人たちいますよね。そういう人たちは称賛されて、遊んでいるように働いている人は批判されるのかという問題です。
人間の脳は、遊ばないと活性化されず、ルーティン化すると飽きてくる構造があります。異世界を常に歩かないと、脳は活性化されにくいという、一種の病気ですね。
全員が働き蟻になったら、その会社は一人倒れたら終わるでしょうね。連鎖で崩れてくるパターンです。ある意味バッファー的な要素が遊び蟻にはあります。
さらに、遊び蟻は、新たな領域を開拓して、あまりお菓子を見つける、千三つの領域があります。千三つですので、中々評価されない。汗をかいている人が尊いという周囲の評価があるので、偶々だよで評価が終わってしまいます。残念ですよね。
分かりにくいかもしれません。改善する際に例えば、モデルルームみたいな場所で如何に合理的に収納し、合理的に運び出し、的確に間違いなく送付するかという開発があります。その際にデスクに座っていても何も教えてくれません。大学生、その他技術者、その他遊び蟻と情報交換し、的確な整理をしていきます。概念は物の運び方、倉庫の整理の仕方、そもそもの送付のルートを逆算して考える、いやいや流通ルート自体を変革すると、大概念に変えてしまいます。
それを働き蟻ができるかといえば、考えないでスムーズに迅速にやるかが鍵なので、仕組みに入ってしまうわけです。そうすると、仕組みに入った人間には、回転率を僅かにあげて儲けるということ以外中々できないのです。経営者は、あえて汗をかくことを奨励します。それは、余計なことを考えず、汗を流してくれた方が、不平不満もたまらず、かつ、オペレーションが確実に回るからです。しかし、創業者はそれだけではダメということを知っています。創業者は自分が一番の遊び蟻として、色々見識を高めていきます。それが他の働き蟻にはわけわからない作業でまた仕事を増やしやがってという流れになります。勿論、創業者も馬鹿ではないので、周りに遊び蟻がいないかを確認し、パワーのある遊び蟻(若者)、馬鹿者、変人を集めて、そのオペレーションを回していきます。
遊び蟻は何をすべきかといえば、例えばコロナ時期においては遊びます。しかし、沢山の場所にはいかないです。沢山の人が遊ぶ場所では遊ばず、1人で色々お金持ちが遊ぶようなところで、値付けのつけ方などを学びます。その際に、高いものを頼まず、安いものを頼むことです。そして、自分がアップセル(バイ)したい店を標準にどうしてもっと良いものを頼みたくなるかを考えることです。
デフレにおいては、自分サービスの値段を上げたくなる要素は何かを研究することです。それとともに、オペレーションを如何に回すかを考えることです。両方のことを考えると、エンタメが分かってきます。
映画を見るときになぜこの席なのか、なぜ映画を見たくなるのか、など様々なことを考えます。なぜ、このサービスはイケているのかを熟考し、自分のサービスに取り入れ、さらにアップセルも導入することです。
遊びこそ実は真面目に取り組み洞察を得ていく場所であり、仕事場こそそうした遊びを取り入れたシミレーションの場です。仕事はエンタメとはまさにワクワクドキドキする場がないと、脳が活性化しないからです。
人を怒鳴りつけたり、叱ったりする場は人を委縮させ、チャレンジすることを忘れてしまいます。1000万、1億、10億とビジネスを進めていくには方法を考えておかなければなりません。真面目にやると、延長線でしか考えられないので、1100万としか上がらないですが、遊び蟻が考えることは1億に飛び出るはずです。勿論、リスクはあるので、如何にリーンでやるかも大切です。
さて、以上のことをみて、遊び蟻、働き蟻はどちらが貢献しているでしょうか。答えは両方とも貢献しており、持ち場が違うということです。
法務部でも、遊び蟻、働き蟻両方いても良くて、遊び蟻は経営企画部と一緒に色々模索しても良いかもしれません。新ビジネスの場を作ることになります。
スキ、その他の行為は、元気玉として有効利用させていただきます。皆様のお力を少しでも世の中の改善に使わせていただきます。