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Astar&Polkadot定例会#50 2/17 (Neurolanche 部分抜粋)キャッチアップ
皆様初めまして!
Neurolancheのofficial head ambassadorをやらせていただいている
ssszzz(スズ)と申します。( https://twitter.com/ssszzz9999 )
2月17日にyou425.lensさん主催で開催されました定例会の、Neurolancheの部分のみ抜粋しました。
音声で聞く時間がない方はこちらでざっくり追っていただけるとよいかなと思います。
部分的に補足もしているので、復習の意味でもどうぞ!
( https://x.com/you425you/status/1757729899782275526?s=20 )
①Neurolauncheのチーム紹介
Founding Team
CEOのLeo、CTOのAhmet、COOのGustavo、CMとしてFranzeの4名
Development Team
Ahmetを筆頭とした8名
その他、Advisors2名。
Astar strikeの文書になりますが、参考ページはこちらです。
フルネーム、チーム全員の名前についてはこちらを参照してください。
↓↓↓↓
https://neurolanche-x-labs.gitbook.io/zkstrike-web3-multiplayer-fps-game/team
②Neurolaunceの簡単な概要や、ビジョンについて
・2021年に「健康と教育」のWeb3環境における研究のために設立された
・アルツハイマー、認知症、パーキンソン病などの病気の早期診断に
人工知能を利用
↓ (COVID-19のパンデミック)
研究をVR技術にシフト
※「Neuroverse」と呼ばれるVRベースのマルチチェーン・メタバース・
プロジェクトについては後述します。
【Neurolanche X Labsのこれまでの実績】
①WASM NFTコレクションであるNeurolancher NFTの発行
②Astar Strikeをローンチ
【今後は・・・】
①Astar strikeのアップデート
②FirolaussというAIプロジェクト
③NeurothereumやNeuroverseというメタバースプロジェクト
などを進めていきます。
③Neurolauncheのプロジェクトの概略
a.Neurolancher NFT
・サイバーをテーマとして作られた合計500個限定のNFT
・ポルカドット系のWASMスマコンでの世界初のコレクションNFT
・Polkadotが開発したInk Languageを使用した最初のプロジェクト
・強力なコミュニティを作ることが目的
・ミント時の12倍のフロアプライス
・流動的だが、Astar strike報酬とホルダー報酬を獲得できる
・Firolaussの使用権利
・メタバースにおける土地の配布
・様々な場面での投票権
・NEROXのエアドロ&ステーキングによるNEROXの獲得
・Astar strikeの参加権利、報酬の非課税及び、徴税分からの配布
などなど。
b.AstarStrike(ZK Strike)
・Neurolanche X LabsとIllumate Studiosの共同開発
・WASMおよびEVM互換のブラウザベースのFPSゲーム
・Ink Languageを利用
・Unity Engineを利用
・Phala NetworkのPhat contractの技術も併用
・目的は、
①NFTホルダーとdapps stakingをしてくれている人にユーティリティ
②これによるコミュニティの活性化
【ゲームの参加条件】
毎週土曜日21時から開催されるこのゲームに参加するためには、
①Neurolanche NFTの所有
②30000ASTR以上をステーキング
③提携済みのプロジェクトのNFTの所有していること
(Astar sign Witchや、Astar cat、xAliceなど)
のいずれかが必要になります。
ゲームの開催時間については時間帯の調整や延長を行う予定とのことで、
どの国の誰もが参加できるように調整していくようです!
c.Firolauss
・高度なAIアプリケーション
・Unreal Engine5のmetahumanテクノロジーを用いて設計
・Open AIの技術を利用
・目的は健康、教育、ゲームなどの様々な分野において、問題を解決できる
AIアシスタントを提供すること
ex)
健康:スマートウォッチやその他情報からパーソナライズされた健康管理を
行える
教育:各々の学生の得意不得意を把握し、それぞれにあった教育を行う
ゲーム分野:AIを用いることで、例えば今までは決まったセリフしか話さな
かったキャラクターと、それ以外の会話をできるようになる。
【他のAIプロジェクトとの差別化】
人間の行動、感情、および社会文化的な要因にも対応すると事です。
特に感情については、環境要因や模倣によって獲得できると考えている。
最終的には、表情や口の動き、声色、目線の動き、心拍数の増加、発汗、その他微妙な表情の変化なども理解し、実際の人間のようなやり取りをできるようになることも目指している。
最終的にはこれを教育機関や医療機関にリースでレンタルなども進めていく予定。
d.Neurothereum
・基本的には開発者のためのテストユニバース
→youさんの言葉を借りれば、カナリアチェーンみたいなもの。
・開発者は、NEROXトークンを使って、独自のdAppステークプログラムを立ち上げることができる。
・開発者は、Astar NetworkのdApps staking のような、NEROXトークンの
dapps staking メカニズムによって、受動的に報酬を獲得できる。
・製品が好評であれば、Neuroverseのユニバースに組み込まれる。
e.Neuroverse
・心理学と社会学に基づいたVRベースのマルチチェーンメタバース
【背景】
Covid-19パンデミックによる健康分野、教育分野における混乱を受け、
Web2ソリューションだけに頼ることの不十分さが浮き彫りになった。
また、別の理由として、多くのNFTプロジェクトが流動性の問題や技術的
な限界のためになかなか進展できないことも考え、Polkadotネットワーク
や他のブロックチェーンプラットフォームを横断して、これらのNFTプロ
ジェクトを活性化させ、Neuroverseの中で、それらを統合したいと考えま
した。
→Astarネットワーク自体の価値を高めることにも繋がると考えた。
最終的には、現実世界の企業、特に教育分野や研究機関、大学とのコラボレーションを目指しており、高コストの研究室を、医療や教育の分野からバーチャルな領域へと移行させ、何十億ドルも節約することを目指している。
バーチャルな世界に様々なツールを導入することで、教育をよりグローバルに身近なものにすることを目指しています。
(→人体などを扱う研究の場合など、その生体内での機序みたいなものはどう移行していくのかなど、課題はあると思います。)
f.Marween
詳細は今後。
g.独自のチェーン
今のところ詳細は不明ですが、脳チップを用いて、そこで得られたデータを保存していくようなブロックチェーンだということは言われています。
④もともとは医療や教育に焦点をあてたMetaverseプロジェクトだったと思いますが、なぜZK StrikeのようなFPSゲームを作ることにしたのか?
当時の市況と、メタバースの印象を考えたとき、NFTローンチ後にすぐにメタバースプロジェクトを進めていくことは得策ではないと考えた。
このような市況の中で、Neurolanche NFTの他のユーティリティを考える必要があった。
→パートナーのゲーム開発スタジオ、イルミネイト・スタジオとともに、2ヶ月強の集中的な開発で制作したゲーム「Astar strike」を発売した。
ただ、勘違いしてほしくないのは、メタバースプロジェクトは頓挫したわけではなく、ロードマップに強く残っており、Neurolancheのエコシステム製品は実質的にすべてメタバースに集約されます。
⑤プロダクトによりUnityやUnreal Engineを使い分けている理由は?
FPSゲームは多くの人にどんなデバイスからでも気軽に参加してほしい
→Unity Engineで開発することにした。
(Unity は、どのブラウザーからでも、また実質的にどのような PC 構成からでもアクセス可能。
一方、Unreal Engine 5 では、ユーザーがアクセスするための手順が増えたり、より強力なコンピューターが必要になったり、Web 3 のメカニズムを統合するのが難しくなったりします。
zkStrikeも同じ道をたどり、よりアクセシビリティを高めるためにUnityを採用する予定です。
⑥ZK StrikeはAstar zkEVMにも対応予定だと思いますが、どのような変化がありますか?
ⅰ.アカウントの抽象化
→これはゲームに限らず、全てのプロジェクトで応用予定ですが、ここで
説明します。
目的は何千人ものWeb2ユーザーの流入を促進すること。
どういうことかというと、、
ユーザーはGmail、Apple ID、Facebookなどの一般的なソーシャルメデ
ィアツールからZkStrikeにシームレスにアクセスできるようになる、と いうこと。
ウォレットの作製も自動的に行われ、シードフレーズの管理などから
も解放され、ブロックチェーンならではの難しさを感じることなくゲ
ームにアクセスできるようになります。
この変化はNFTマーケットプレイスやゲーム内決済システムにも及んでおり、ゲームプレイの奥深さを損なうことなくユーザー体験を向上させます。
ⅱ.チェストシステムの導入
→Phala NetworkのPhat Contracts を用いて分散化され、チェストの中身のランダム化からデータストレージまで、さまざまな機能に作用していきます。
ⅲ.クランシステムの導入
→Polkadot、Polygon、Ethereumのような主要ネットワークのNFTコレクションPJはクランを形成できるようになり、さらには、Neurolauncher NFTホルダーによる投票によってステーキングプールの作製を行う事もできるようになる。ユーザーはこれにNEROXをstakingすることができ、プロジェクトとステーカーは報酬を獲得することができます。
ⅳ.他にも、、
ベッティングシステムなど、NEROXトークンを使用する仕組みが導入さ
れ、使用されたトークンはバーンしていくことで長期にわたって希少性を
高めていくデフレメカニズムを取り入れています。
今後のアップデートでは、スマホでもプレイできるようになったり、ボイスチャットシステムの導入、NFTマーケットプレイスの設置、様々なゲームモードやミッションの追加を予定しています。
総括すると、アカウントの抽象化によりユーザーの流入を図り、クランシステムにより主要チェーン上のNFTプロジェクトとの統合も図り、モバイルでのプレイができるようになるなどユーザーフレンドリーなアップデートも数多く行われる、ということです。
⑦PhalaのPhat ContractやAleph Zeroはどのように活用されるのか?
まず、Phala networkのPhat contractはプログラム可能なオラクルとして、必要なオフチェーンデータをAstar Strikeスマートコントラクトに転送する役割として使用されます。
次に、シームレスなマルチブロックチェーン接続とデータフローが可能な分散型バックエンドとして、オフチェーンデータを保存し、特定のロジックに従って処理することで、Phat Contracts内のプレイヤー報酬システムを管理し、Astar Strikeスマートコントラクトに接続します。
簡単に言いかえると、ゲームをプレイ、処理する際に裏でうごいているもので、リーダーボードランキングやゲーム実績などの様々なユーザーとゲームのデータを分散型で保存・管理したり、ユーザーのX上での活動などがAPIを通じてゲーム内のレベルシステムに影響したり、これらのデータから、プレイヤーのオフチェーンソーシャルメディアインタラクションに基づく報酬計算を実装したりもします。
他にもゲーム内におけるゲームアイテムの位置のランダム化やチェストシステムの中身のランダム化、現実世界の気象条件をゲーム内に反映させるなど、様々な役割を持ちます。
アレフ・ゼロでは、Firolaussのユーザーデータのセキュリティを確保するために、同社のプライバシー技術を活用する予定です。FirolaussのようなAIコンパニオン・アプリケーションで生成されるデータ量は膨大であり、このデータの安全性を確保する必要があります。アレフ・ゼロの技術により、ユーザーのプライバシーが損なわれないことを保証します。
⑧FirolaussのようなAIアプリとブロックチェーンは、どのようなところに親和性があると思いますか?
安全なデータの管理と保存、がポイント。
Phala NetworkのPhat contractなどのツールを使用して、集めたユーザーデータを安全に保存します。プライバシーを強化し、許可されたユーザーのみがデータにアクセスできるようになります。中央集権型のデータ管理ではなくなるので、管理者への信頼に依存する事が必要なくなり、より公平で包括的なデジタル・エコシステムを育成することができます
次に、料金の支払いについて。
NEROXトークンを用いたサブスクリプションやアプリ内購入を安全でかつ効率的に行う事ができるようになります。
⑨最近独自トークンのNEROXのWhitepaperの概略について
・NEROXは7つのプロジェクトを横断して使用される予定
・Astar Networkのzk-EVM上で発行されるERC-20トークン
・多様なDeFi(分散型ファイナンス)アプリケーションおよびdApps(分散型ア
プリケーション)と互換性があるようにも設計されている。
・総供給量は10,000,000枚に設定されています
【用途】
・Neurolanche NFTホルダーへの配布
→のちのちNFTのステーキングの仕組みを設けるので、ステーキングして
もらうことでNEROXを獲得することができます。アンステークに10日か
かるなど、AstarNetworkのdapps stakingの仕組みを参考にしています。
・zk strikeでの利用
→前述しました。
・Firolaussでの使用料
→デジタルアシスタントの利用には
Neurolancher NFTの所有
Firolauss iNFTの所有
1000NEROX以上のトークンの保持
のいずれかが条件。
他にも、Firolauss AI NPCの使用に関心のあるメタバースプロジェクト
およびゲーム会社は、最低5000のNeroxトークンを費やすことにより、
これらのAIキャラクターを1年間リースできたり、月額20ドルでレンタ
ルも可能で、これは全てNEROXの購入に用いられすべてバーンされま
す。教育分野においては、システムが確立したらまずはトルコの50を超
える大学に連絡をする予定で、これらの機関では50NEROXで1年間
Firolaussを利用できるようになります。もちろんこれについてもすべて
バーンされていきます。
・Neuroterheum
→前述したNEROX のdapps staking。
・Neuroverse
→メタバースやVRツールを利用したい場合、その会社は、1年間のアクセ
スのために特定の量のNeroxトークンをロックが必要になります。
・classic staking
→NeurolancheポータルでNeroxトークンをステーキングすることで、報酬
として一定量のNeroxを獲得できます。
【エアドロップについて】
・Neurolanche NFTの所有。1体当たり1000NEROX配布。
・Astar strikeへの参加。
→ゲーム参加数、ランキング、ゲーム内アクティビティによって配布枚数
は変動します。
・現在進行中の投票期間での投票。
→もちろんステーキング枚数によってこれも変動します。
・Firolaussの利用。
→これについてはまたアナウンスがあると思います。
詳しい割合についてはホワイトペーパーに記載されてるので、割愛します。
【売り圧について】
ICOの割合も多く気になる所ですが、
まずはしっかりと使い道を示した後(前述)にトークンをローンチする。
→売りたくないようなトークンを目指している。
もちろん、各種ステーキングプログラムによって、仕組み的にもアプローチしますし、しつこいくらいのバーンシステムによって、使われるたびに希少性が上がっていくので、長期的に安定しやすい仕組みでもあると思います。
今後のロードマップは?
初めにzk strikeの多くのアップデートが中心に行われます。
いくつかピックアップすると、パフォーマンスの最適化に加え、3月24日までに新マップの開発、モバイル端末への適応と最適化、ボイスチャット機能、そして先ほど説明したアカウントの抽象化などが行われ、4月28日までにチェストシステムやストアの開設、武器の実装が行われます。その後6月10日までに様々なゲームシステムの実装やシステムの追加が行われ、この中にはクランシステムとそれに伴うdapps stakingのシステムが含まれ、NEROXの使い道の一つが開きます。
ゲームの開発に併行して、2月末から3月上旬の間にAIプロジェクトのFirollousのトレーラーが発表され、プロジェクトが進んでいきます。
10月にはNeurotherheumとNeuroverseが予定されています。Marweenについては2025年、独自チェーンの実装は2027年を予定しています。
↑↑
ここまで、内容をまとめていきました。
少しでも良いので、Neurolancheについて知っていただけましたでしょうか。
とても複雑で様々なプロジェクトが併行していますが、すべてが全世界の
潮流のど真ん中で、かつ、最先端のものです。
web3、BCG、AI、メタバース、Astarnetwork、NFT、、、
ぜひ、この大きな波に乗り遅れないようにしてください!
以上、キャッチアップでした。