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言語習得に伴い広がる世界

こんにちは、ぼん_Atsushiです。
今回は非常に雑多で、一般的で、誰しもが必ず一回は考えたことがあるテーマ
「外国語を学ぶ意味」
について、実体験と私見を展開していきます。

自分はドイツに住んでいるので、今回は外国語=ドイツ語、として話をすすめますが、これは英語であってもフランス語であっても同じだと思います。

外国語を習得する意義とはなんでしょうか。


異文化との交流

まず、異文化交流の経験があげられるかと思います。例えばドイツに住んでいて、ドイツ語を話せることで、周りの人たちとコミュニケーションを取ることができます。
最初はもちろん思うようにいきません。
自分の言いたいことが言えず、相手の言っていることがわからないのです。
自分の言語能力の限界点に直面し、フラストレーションを感じているその瞬間こそが、言語能力を押し広げていっている瞬間です。

言語は文化と強くリンクしています。
ドイツに住んでいて、英語を話せるだけでも生活はできますが、ドイツの文化・娯楽・休暇の過ごし方・食べ物、などなど、そこにはドイツ語を学ぶことからでしか入りこみ楽しめないことがあります

異文化を知ることは視野を広げることにもつながりますから、将来自分がどうやって生きていきたいか、という発想を広い観点から選ぶ、あるいは作り出すことができるかと思います。

仕事のチャンス

外国語を習得する別の意義として、仕事のチャンスが広がる点が挙げられます。グローバル化が進む現代社会で、外国語ができることは大きなアドバンテージとなります。ドイツ語の人口は2億人程度と限られていますが、例えば自分の場合、スイスのドイツ語圏(チューリッヒやベルンなど)で、医師として働くことも可能になります。スイスは誰もが知る"物価高の国"ですので、収入はドイツの倍になります。支出ももちろん増えるわけですが、ここに為替の要素も加わり、貯蓄した取り分の破壊力が上がります。

たとえば日本で年収1000万円で貯蓄年間200万円しているとしたら
EUでは年収12万ユーロで貯蓄2.4万ユーロ (360万円)となり
スイスでは年収20万スイスフランで貯蓄3.6万スイスフラン (600万円)となる

スイスドリーム、笑

逆に、言語ができなければ失うチャンスもあります

私自身、先日ドバイの病院の転職斡旋をする企業から話がありました。
年収4000万円で所得税なし、という条件で、
医療は金じゃない!というのをモットーにしている自分は、
即断即決でCVを提出しました。

しかし履歴書の言語欄で、英語 B2という自己申告のみでTOFLEの点数などの英語資格がない自分

その後返信がくることはありませんでした。。。

なので今は英語習得にチカラを入れています。

あ、あくまでも異文化交流のため、ですからね。

さまざまな企業や組織で活躍する機会

私自身、ドイツ語を習得することで自己成長を感じました。新しい言語を学ぶことで、自分の能力や努力が実を結ぶ実感を得ることができます。学習の過程での苦労や成果を通じて、自信をつけることができました。また、その副次作用として、英語の能力も向上しました。もちろん努力はしましたが、ドイツ語と英語が似ている言語である点が関係しているのかと思います。

普段の生活を楽しく

外国語を習得することで、普段の生活がより充実したものになるという点も大事です。現地の人とコミュニケーションを取るだけでなく、色々な看板や案内書を読み解くことができるため、居心地がよくなってきます。

これは自分の妻や子供達を見ていて、その変化を感じました。
以前のブログでも書いた通り、インターナショナルスクール(英語)から現地校(ドイツ語)に移った我が子達。以前よりもドイツの文化を楽しんでいます。今日はフランクフルトにドイツブンデスリーガを観戦に行ってきたのですが、読めるし聞けるしは元より、やはりまわりの観衆の「人となり」や「行動様式」を以前よりも理解して共感しているように見えます。もちろん、一定の理解をしたうえで「共感できないこと」の線引きもおこなっています。

自己表現

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