青森県立美術館
青森県立美術館コレクション展(常設展)が、展示替えされたので見てきた。(10月27日~3月3日まで)
今回の特別企画は
昭和十四年「青森縣出身の在京藝術家座談會」の芸術家たち
秋田雨雀、棟方志功、太宰治など青森県出身の芸術家たちの座談会をテーマした展示。
昭和14年の東奥日報社(とうおうにっぽうしゃ)の雑誌「月刊東奥」の記事とともに、それぞれの本や絵画など展示されていた。
青森県立美術館は、いつも面白い切り口から作品を見せてくれて、本当に楽しい。
常設展だけでも、何回も訪れたい。
大正から昭和初期に出版された本の装丁は、素敵なものがいっぱい!
この本を家の本棚に並べて、頻繁に眺めたら楽しそうなんて思ったり。
座談会の記事も一部大きく展示されていた。
旧仮名遣いも、久しぶりに読むと面白い。フリガナふるの面倒だったろうな。
座談会の様子から、太宰治は太宰治らしく、棟方志功は棟方志功らしく、作品はその人を表している!としみじみ思った。
今回の展示は、美術好きも、文学好きも楽しめる。
こちらは、通年展示。
マルク・シャガールのバレエ「アレコ」の背景画
今年8月から撮影が可能に。
第3幕「ある夏の午後の麦畑」だけは、フィラデルフィア美術館から借りている作品で、4幕揃って観賞できるのは2021年3月頃まで。
こちらも撮影OKの
奈良美智さんのあおもり犬
雨の日のあおもり犬は、なんか寂しそう。
もうすぐ雪も降ってくるね。寒いね。
今回は見てこなかったけど、新海誠展もやってます。
東京に次ぐ規模の大きさとか。