青空芸祭 エンディング
小人のゆかいな音楽に引き寄せられて、たくさんの仲間たちが顔を出す。
「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい、ここは1日限りのみんなのあそびば」
たくさんの小人たちが、自分よりも大きなお面を付けて、楽しそうに踊っている。
「こっちにおいでよ」
こっちに向かって手招きをした。
ぼくも負けじとカラフルなお面を付けて、踊ってみる。
ぐるぐる、ぴょんぴょん、ぐるぐる、ぴょんぴょん。
「ふぁ〜。なんだか踊り疲れて眠くなっちゃったみたい…」
気が付くとぼくはいつものベットの中にいた。
「なんだか楽しい夢を見たなぁ」
ぼくたちのはらっぱには、あおい絵具がひとつ落ちていた。
青空芸祭へご来場いただきありがとうございました
青空芸祭の開催を決めたのは、1ヶ月前でした。私の周りには強いエネルギーを持った友人が沢山いて、そのエネルギーを混ぜ合わせてみたらどうなるんだろう?という疑問から始まりました。
運営チームを組んでから1ヶ月間。台風のような勢いで走り抜けました。
こんな私の性格だから、言葉足らずなところもあってメンバーに沢山迷惑をかけてしまったかもしれません。
それでもチームのみんなは、自分の強みを思う存分発揮してくれました。それぞれの個性が重なり合って、新しい色ができていく瞬間に立ち会えたこと。こんなに嬉しいことはないと思います。
本当に寒かった谷中の空き地。アメリンゴちゃんのライブペイントに魅せられて、50人以上の方が足を止めてくださいました。みんなの情熱や心の温かさで、寒さも忘れるほど夢中になりました。
この挑戦にゴールはありません。もっとうまくできたな、もっとこうすればよかったと悔しい部分はあるけれど、今の自分の中にあるものは全てぶつけました。
非日常があるからこそ、日常をまた頑張れる。
一緒になって作り上げてくれたメンバー、参加してくださったみなさん、道からそっとのぞいてくれたみなさん。本当にありがとうございました。
このあそびばはまたいつか。