ともだちの話
今日、一番仲のいい友達が嬉しそうに「プロポーズされた!」と報告してくれた。
彼女は高校の時のバイトの後輩で、さっぱりした性格が最高で今でも仲のいい大切な友達だ。
嬉しそうな彼女を見て、私もとても嬉しくなった。
報告してくれた時、彼女がほんの少し不安そうだったのは、私が以前、友達の幸せな話をあまり喜べないと話していたからだろう。同時に彼女には、あなたは特別だから絶対教えて欲しい。そしてそれを嫉妬せず、祝える自分でいたいと、いれるように頑張っていたい。だから絶対教えてね。と念を押していた。
…なんて勝手な友達だろう。(笑)
嫉妬するけど、祝いたい。
嬉しいことをちゃんと祝ってあげたい。
私が幸せかなんて別物で関係ないから。
報告してくれた時、すごく嬉しかった。
おめでとうと心から思った。
いいね、いいなと伝えることができた。
夜になって、裏側の自分が出てきた。
困って持て余して、ここに書いている。
嫉妬、羨望、妬み…。またこれに自己嫌悪して被害者ぶる。
嫌になる。
私のせいなのに。
自分を幸せにしてあげられない私のせいなのに。
誰かに愛されたいとは思うけど、傷つくのが怖くて。
自分の愛情をわらうことになるのはもうご免で、動き出せない。
逃げているだけでは変わらないけど、起こりうる心の動きに耐えられる気がしない。
どうせ幸せなんて受け入れられないんだから。
足りないくらいがちょうどいいっていうのが、きっと私の本音なんだろう。
おしまい。
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