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<まっしー運命学研究所>理想世界13

この章はこちらの


から始まり会話形式になっています。
結構、強引な設定の説明から始まり終始強引です。
力技!
太文字と普通の文字で話す人を分けています。
今回は太文字の方のが謎にヒートアップしました。
一話が1,000文字強となっております。

…では、前回の続きです。

「なぜ人は人を理解しないのか解りました。
自分のことすら理解出来ておらず周りに答えを求めてしまうからです」

「ほう…。
確かにそうではあるがそれを伝えた所で解っては貰えないことも解っておるな?」

「はい、これを伝えるには、と色々考えました。
背中を見せるとか自分や誰かの個性的な心の乗った作品を見せて感動することで理解してもらえたりするかと思っていました。
しかしそれはそれ相応の人生を揺るがす程の衝撃でなければ時間は掛かります。
自分に今そんな力が在るわけではありませんからね。」

「別に時間が掛かろうと関係無い話じゃがな。
その方が腑に落ちるのならそうすれば良い。」

「はい、そこで誰もが抱える人生の壁は大小あるにせよ"理不尽"であり、誰もが持つ個性を活かす方法は"好きなこと"であり、また壁を越えられるのも"好きなこと"であると行き着きました。
どうも理不尽の回避を促してもやはり都合が悪いことの方が圧倒的に多い。
結局人は自分の非になることを見たくない。
そこで、好きなことをとにかく伸ばせば良いと感じました。」

「この世は人間界の概念上、一つの力を伸ばすと少なからず他の力も伸びる。音に倍音があるのと似ておるな。」

「はい、物事の側面を観察する癖があれば良いのですが、それで例えるならば人の多くは主の音、聴こえ易い音ばかりに気持ちは行きがちです。
そして、ものは捉え方次第。
長所を伸ばせば実は短所になりかねない部分も伸びています。
その部分こそが成長となる。
これを上手く使えば自らを観るきっかけになるのではないかと閃いた所です。」

「だから人をどうこう変えようとすなと言っておろうが」

「はい、でもこれは僕のしつこく面倒臭い性格上、恩着せがましいとかありがた迷惑とか散々言われて来たんですが、せずにはいられないんです。
気持ち is Powerです!人生は心の筋トレです!脳筋こそ全てです!」

「お、おう、無茶苦茶やな💧
そこであれか、身体の仕組みの探究ということか。」

「はい、左様でございます。
身体一つあれば物の道理はほぼ全て解ると言っても過言では無いです。
情報爆発期に付き、話が繋がらないわけがありません。
それに無敵モードでこれ程迄に楽しく自由を感じられることを拡めずにはいられません。」

「…。(自然の摂理はどこへやら。まあ、こやつの宇宙観なら良しとするか)」


                …続く

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