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将棋をはじめませんか3

将棋を指すには、これまでの2回でおぼえた駒のうごき
の他に、禁じ手(指してはいけない手、反則)を知っていて、これをしないことです。禁じ手は、負けになります。

二歩(にふ)

二歩(にふ)同じ筋に、2枚目の歩を打っちゃダメ

歩が成って、「と金」になっていれば、歩として数えません。

と金は、同じ筋に何枚あってもいいです。

打ち歩詰め(うちふづめ)


【ここで、1五に歩を打つと、打ち歩詰め】この局面で、1五に歩を打つと、王が詰んでいます。歩を打って、相手が取ったり、逃げたりできないで詰みの時、打ち歩詰めという反則です。禁じ手です。やってはいけません。ダメ。

上図で、1五歩だと、王は逃げられませんね。詰みです。この1五歩を打つと、打った方が負け(打ち歩詰め)。(下図)

1五歩と持ち駒の歩を打って、この状態になると、持ち駒の歩を打った手が、「打ち歩詰め」であり、反則なので、歩を打って攻めた方が負けになります。

突き歩詰めは、だいじょうぶ。やっていいです。

下図で盤上にある1六の歩を前に突き出す「突き歩詰め」は、反則では、ありません。

この局面で、歩を突きだす1五歩は、突き歩詰めです。持ち駒の歩を打つ禁じ手(反則)の「打ち歩詰め」ではありません。この手は、だいじょうぶ。この手を指せば、相手玉は詰みます。これは、攻めた方が勝ちになります。

下記のように、「打ち歩詰めは禁じ手でダメ」、「突き歩詰めはだいじょうぶ」ということになります。

下記のように、歩を打っても相手が取ってこれて、歩を打った時に詰んでいなければ、指してもだいじょうぶ。

今、1五歩と持ち駒の歩を打ったところです。相手は金で取れます。歩を打った時点で詰みではありませんので、打ち歩詰めではありません。

この後、相手は1五の歩を金で取ります。攻める側は、金で、相手の金を取れます。これで、相手の王が金を取ろうとしても、3七に角があるので、取れません。詰みです。

しかし、最初に1五歩を打った時には相手は金で取れました。なので、打ち歩詰めにはなりません。

1五歩、同金(同というのは直前の符号の場所、つまりこの場合1五を意味しており、相手の駒を取ったということです)、同金となれば、これで詰みですが、1五歩と打つ手は、上記のように打ち歩詰めではなく、指していい手です。

ちょっと、長くなってきましたので、このあたりで今回のレッスンは、おしまい。

では、また!(^^)!

☆人間にとって、考えることって、成長にとって、とってもたいせつだと私は思っています。

自分の頭で考えることが得意な人が増えれば、個人も社会もよくなるのではと私は思っています。

私は、このnote「将棋をはじめませんか」で、自分の頭で考えることを遊びながらできる、それも深く考える力がつく将棋をご紹介したいと思っています。


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