#音楽の履歴書
胎内〜誕生
母のお腹の中にいる時から、私はよく音楽に反応し、時によく踊る子どもだったらしい。
テレビでラテンがかかればお腹を蹴り、サンバがかかれば回るように動き、ハラハラさせたそうだ。
産声も産院で一番やかましかったそうだが、クラシック音楽を聴かせるととても穏やかに眠りについたそうだ。
母の言うことだから、どの程度真実なのかは不明である。
幼少の頃(ちなみに筆者は1990年生まれのもうすぐ30歳になる女である)
おかあさんといっしょ、アンパンマン、ひらけ!ポンキッキーズなど、基本的な子供向け番組を履修したのちにとても熱心に聴いたのは、祖母から買い与えられた「セーラームーンのアニメソング集」だった。
カセットテープのA面に4曲、B面に4曲、計8曲入っており、歌詞が書かれた絵本が同封されているタイプのもの。
特に気にいったのは、セーラーヴィーナスに扮する、愛野美奈子ちゃん(cv.深見梨加さん)のキャラソン、「ルートヴィーナス」。
(Apple Musicにはスペイン語版しかなかったが、概ね曲の内容は当時聴いていたカセットテープと似ている。先述の曲は、王道アイドルソングという感じがしてとても良い)
当時3歳か4歳、この歌詞カード絵本にかじりついて見ていたからか、文字の覚えが少し早かったと同時に、シャイなくせにおませさんに育った。
アニメの主題歌、兄弟の影響で特撮ものの歌などを外でシャウトする系の幼女になる。
小学生(1997〜)
小学校に入学してすぐに SPEED、そしてポケットモンスターの曲が流行り、ハマった。
お姉ちゃんがいる友達に影響されて、歌番組をたくさん視聴した。
モーニング娘。、宇多田ヒカル、Kiroro、ピンクレディー、山本リンダなど、女性ボーカルの歌を好む傾向はこの頃からあまり変わっていない。
小学五年生の時に初めて男性アイドルにはまった。
それは、KinKi Kids。
堂本剛さんの大ファンになり、docomoのパンフレットに載っている剛さんを切り抜いて厚紙に貼り付け、勉強机の前にぶら下げるなどした。
お二人が出ている番組も追っかけるように視聴し、「summer snow」「ガッコの先生」「向井荒太の動物日記〜愛犬ロシナンテの災難〜」「リモート」「ルーキー!」「元カレ」「夢のカリフォルニア」など、ドラマに親しむきっかけにもなる。
初めてコンサートというものに赴く。
「愛のかたまり」と「solitude〜真実のサヨナラ〜」は、リサちゃん(当時のクラスメイト)と遊ぶときに毎回猛特訓したから得意。
その後、松浦亜弥(あやや)好きを引きずったまま、小学校を卒業する。Good bye bye bye 夏男〜〜〜 ォ〜↑↑↑
小6の卒業式前に足を骨折して、中学に上がるまでギブス生活をしていたので、家でスペースシャワーTVを見まくる生活をする。
光永亮太の「Always」と宇多田ヒカルの「colors」、RUIの「月のしずく」のPVがおきにいり。
中学校(2003〜)
小6までは「りぼん」を購入するために使っていたおこづかいを、レンタルショップ「GEO」で使うようになる。
吹奏楽部に入部し、当時の顧問が好きだったスピッツの楽曲を演奏することが多かったため、スピッツをよく聴くようになる。
ゆず、オレンジレンジ、175R、森山直太朗、19、一青窈、宇多田ヒカル、平井堅などなど、友達と貸し借りしてはMDやカセットテープに好きな曲を好きな順でカスタムして収録したものを「ごちゃまぜ!」と名づけ作成し、高2でiPodを導入するまでに23巻まで作成する。
吹奏楽音楽にも親しむ。
ジブリ、ディズニー、映画音楽、邦楽、洋楽問わず、とにかく色々演奏する。クラリネット担当。
私と軸であり、芯とも信仰とも言えるaikoに出会う。
aikoの5枚目のアルバム「暁のラブレター」を13歳の誕生日プレゼントに買ってもらい、よく聴く。
aiko友達がたくさんできる。しあわせ。、
中2の時に、吹奏楽部の顧問が変わる。
ジャズやスカパラダイスオーケストラに造詣が深い顧問であったため、ジャズ音楽やEGO-WRAPPINなどに傾倒する。
片想いしていた彼がMr.Childrenが好きだったため、よく聴く。両想いにはなれず。クッ。
中3で初めて出来た彼氏を、aiko好きに染める。
綺麗に染まる。
TOKIOとJUDY AND MARYをよく聴く。
(当時流行っていた倖田來未と大塚愛は「あえて」あまり聞かなかったがのちに28、29歳でハマる。)
高校生(2006〜)
高1はYUKIと少年カミカゼ、いきものがかりを聴く。
YUKIはこの後、ずっと聴く。
カラオケによく行くようになる。
嘉門達夫、ブリーフアンドトランクスなど、ギャグソングを仕入れるようになる。
雑誌「zipper」や「CUTiE」などを好む、いわゆる青文字系の、古着系女子になる。
もちろん前髪は短いし、なんなら眉毛もなかった。チークは濃い。
チャットモンチー、Every Little Thing、GO!GO!7188、木村カエラなども聴く。
眉毛は全剃りしても、ちゃんと生えてくる。
高2、aikoに染めてしまったはじめての彼氏とうっかり別れてしまい、aikoを一時的に聴けなくなる。
図書館でクラムボンの「BEST」をジャケ借りする。
どハマりする。この後ずっと聴く。
12年後に夫となる人と出会う。
影響を受け、椎名林檎、東京事変、ポルノグラフィティ、MIKAなどを聴く。
iPodユーザーになる。
かっこよく洋楽でも取り入れようかと、シンディローパーだけを少しかじる。かっこいい。
高3になり、満をじしてaikoのライブに初めて行く。
この人、本当に実在するんや!とひたすら感動して泣く。
初めてのライブは、隣の市に住むmixiで出会った同い年の女の子と行きました。
このあと大学4年までの間に10回以上一緒にライブ行く。
倉橋ヨエコ、天野月子、ジムノペディ、Coccoなど、「どちらかというと暗い女たちの、隠れたポジティブな歌たち」をお供に大学受験に向けて頑張る。
倉橋ヨエコさんだと「感謝的生活」、天野月子さんだと「スナイパー」、Coccoさんだと「タイムぼっかーん!」みたいな明るい曲が好き。
大学生(2009〜)
相対性理論、奥村愛子、アーバンギャルドなど、引き続き女性ボーカルのどぅるどぅるしたものを取り入れつつも(なんとなく今日にいたるまでの創作の礎になっている気もする)、根幹となっている「aiko、YUKI、クラムボン」ばっかりを中心に聴く。
当時は、K-POPやボーカロイド、アイドル音楽が席巻していたので、少しだけかじりつつも、基本的には好みのものばかり聴く。
羊毛とおはな、空気公団、奥華子、orange pekoeなど、おしゃれでふわんとしたものを聴く。
すっかり眉毛も生えて、森ガールファッションに傾倒する。時代。
AKB48の柏木由紀ちゃんにハマる。
ボーカロイドを少しだけ嗜む。
巡音ルカの声が好き。
「Just be friends」と「magnet」が好き。
大学3年から4年にかけては、あまり音楽を聴いていないが、バイト先が特殊(百合好き、コスプレする人、声優ヲタ)な人が多めだったので、漫画やゲームに傾倒する。
ポケモンばっかりする。
aiko(一回だけ一列目が当たって悶える)、クラムボン、アーバンギャルドのライブに行く。
いきものがかりとファンキーモンキーベイビーズのライブも、余ったチケットを譲り受けて行く。豆粒みたいに小さかった。
社会人(2013〜)
一人暮らしをする。
最初はTSUTAYAもゲオもない地域で、Wi-Fiもなかったので、大阪に帰るときに日本橋にある有名なレンタルCDショップ(K2レコード)で色んな音楽を仕入れる。
パスピエ、きゃりーぱみゅぱみゅ、レキシ、ザ・なつやすみバンド、藤岡みなみ&モローンズ、星野源などを聴く。
DREAMS COME TRUE、槇原敬之、松任谷由実、渡辺美里など、あまり聴いたことのなかったものも聴く。
東海地方に住んでいる地の利を生かして、関西、東海、関東のライブに足を運ぶようになる。
noteや音楽のサブスクリプションサービスを始め、音楽の視聴の幅が広がる。
吉澤嘉代子、アカシック、柴田聡子、かせきさいだぁ、DJみそしるとMCごはん、ビッケブランカ、あいみょん、そして前述の大塚愛と倖田來未などを聴きながら、今まで聴いてきた音楽にどんどんと新しいものを取り入れつつ楽しんでいます。
最近は、韓国時代劇にハマった(破滅の恋人 と、 100日の郎君様)影響でOSTをよく聴いているのと、宝塚歌劇団にも親戚の影響を受けてハマりつつあります。
最近気になるのは、台湾とかタイのポップス!
中国語の響きとオリエンタルの曲調や雰囲気が好きなので、新しい音楽を取り入れたいです。
(敬称略にて失礼しました)
🌾 🌾 🌾 🌾 🐛
はい!!!
ちょっと思い立って、音楽の履歴書を書いてみました。
なんか色々聴いてるんですけど、こうやって産まれてからの時系列にしてみたら楽しいかなって思って。
また思い出したら書き足すかも!
そして、
前にみなさんに教えていただいた音楽もめっちゃ聴いてるよー!
みんな、いい曲めっちゃ知ってるな。
もっと知りたい気持ちもあるし、そして、私のおすすめを推したい気持ちもある。
「 #音楽の履歴書 」のハッシュタグ、企画ってわけでもないけど、音楽好きな人の履歴書とか、見てみたいなーって思いました。
よかったら使ってね☺︎
(11/1 みんなの熱にあおりを受けて炎の加筆。
読めてうれしーです!)
マニアックに語る人、ピンポイントに好きな曲を語る人、いろいろいらっしゃっていいと思う!
みんなの好きなものを聞けるってしあわせだし、好きなものを書くのって超たのしい!!!
楽しいnote生活に、ささやかながら花を添えられますように。
どんどん楽しみましょう。
おわり!