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メンクリ通院記録(過去のおはなし)

ようやく保険証をゲットして、転院先メンクリの初診予約に漕ぎつけたので、これまでのメンクリ通院記録を残しておこう。

他人の参考になるかわからない。多分ならないです。


① 最初のメンクリ

これは多分新卒2年目の秋。仕事がしんどすぎてどうしようもなくて、そうだメンクリに行こう! と思いました。

それまで欠勤したことがなかったけれど、土日に心を決めて、月曜日に初めて会社に欠勤の電話を入れました。体調が悪いので……とか言った気がする。

それから土日に目星を付けていたメンクリに、初診の予約の電話を入れました。

そう、普通メンクリって初診予約が数か月待ちとかあるんですが、私はとりあえず即日受診できるところをいくつか探していました。

会社最寄り駅①は職場の人と会いそうだから、あまりそちらから通勤している人はいないけれど、近さは同じレベルの最寄り駅②近くにあるメンクリで、まぁ想定通り当日の予約が取れました。

勘の良い方はわかると思いますが、即日受診可能なだけあって、あまり良いメンクリではありませんでした。

仕事がつらいとかなんとか一通りこちらから話した後に、小太りのおじさん(お医者さんです)は「で? 結局どうしたいの? カウンセリング?」と少しイライラしたように言いました。それがわからんから来ているというのに。

結局1年半くらい通院したのですが、私のメンタルが良くなることはありませんでした。

あまりにも欠勤が続いてしんどかったので予約外で(一応行く前に電話したけれど)飛び込みで受診した際も、小太り先生に「頑張ることも大事です」みたいなことを言われ、いやもう頑張れないって。死んでいいですか? と思いながら大泣きで帰宅したこともありました。
頑張れないからどうにかしようと思ってやっとのことで行ったのに、頑張ることも大事とだけ言われて1,000円以上取られたの、本当に意味が分からない。

② 上司に勧められて転院したメンクリ

直属の上司には今のメンクリはヤブだと常々言っていました(冗談みたいなトーンで)

しばらく経った初夏、私があまりにも精神的におかしくなってきて、その上司に転院先を探した方がいいのでは? みたいなことを言われた気がします。詳細を覚えてないけれど、他人から言われなければ転院なんてできない状態でした。

当日受診可能なメンクリはヤブだとわかっている。
だけど待てない。待ったら死んでしまう。

最初のメンクリの最寄り駅から電車で数駅のところに、その冬開院したばかりのメンクリがありました。ネットで初診予約ができる上に、まだ枠が空いている……!

早速何週間後かの週末に予約を入れて、上司に新しいメンクリ行きます! と伝えました。

コロナ禍が始まった頃でした。会社では公共交通機関の使用が禁止されていて(電車やバス通勤の人は自宅待機になるレベル)、メンクリ受診も危うかった。

私はもう仕事したくないし(サボりたいというより、満足に働けていなかったのでつらかった)、自宅待機2週間と引き換えに受診するつもりでした。しかし上司が車での送迎を提案してくれたのです(申し訳ない)
結局初診日までメンタルが持たなくて、めちゃくちゃ欠勤しました。だけど上司は車で送迎してくれました。

前のメンクリに紹介状を書いてもらうのもしんどかったので、前のメンクリは予約をぶっちして、そのままこちらのメンクリに診断書も持たずに行きました。

お医者さんは若めの男の人で、まぁ前の先生より話しやすいかな? といった感じ。
それよりも初診で心理士さん(?)みたいな人が出てきたのにびっくりした。前のメンクリにそんなシステムなかったよ、というか問診票すらなかった。紙切れ(めちゃちっちゃい)に今日の受診理由を書いてください~みたいなところだったから、問診票を長々と書き、がっつり心理士さんとお話しする初診(しかもなんか木の絵も描かされた)のクオリティの高さにびっくりした。

このメンクリはまぁまぁ当たりで、頑張れない私に即日休職の診断書を書いてくれました。
診断名は「適応障害」。最初のメンクリでは何も言われなかったので、そこで私は初めて、私って適応障害なんだなぁと思いました。

結果、通院後一度も出勤することなく休職スタートしたので、上司の送迎は意味のないものとなってしまいました。本当に電車で行けばよかった。

そのメンクリはめちゃくちゃ薬を出してくれました。今になって思うけれどあんなに薬を飲む意味なかったよね。ずっとふわふわぼーっとしてた。

そして、ここは定期的に採血もしてくれたので(前のところはなかった)、わりとちゃんとしているなと思いました。薬多かったけど。

さらに、オンライン診療ができるメンクリだったから、休職中実家に帰らされていた間も、受診を継続していました。
でもオンライン診療には次回予約という概念がなくて、自分で薬がなくなる前に新規で予約を入れなきゃいけないことがしんどくて、だんだん受診の間隔が空いてしまった。私にはオンライン診療は向いていなかった。

③ 仕事を辞めたので地元で探したメンクリ

仕事を辞めました(辞めさせられました)

実家に帰っていたので地元のメンクリを探しました。田舎なので1つしかありませんでした。でも実家から徒歩15分! ラッキーすぎる。

電話したら2日後くらいに初診予約が取れました。
前のメンクリに紹介状をお願いしていたので、それを持って行きました。

そのメンクリのお医者さん(おじさん、親世代)はまさかの実家と同じ地区にお住まいの方で、診察時間はかなり世間話ばかりしていたけれど、一番話しやすいお医者さんでした。
診察室で看護師さんも同席しているところが、これまでと違っていて面白かった。でもお医者さんと1対1より、看護師さんと3人で話している方が話しやすかった。

薬は最低限の1日1回1錠だけが、最後の通院まで1年半続きました(飲んでいる意味があるのかはわからない)
この服薬量ならぼーっとしなかったし、なんなら仕事を辞めていたので、わりと元気になれました。

転職が決まり、今回の転院先への紹介状も書いてくれて、あたたかく新天地へ送り出してくれました。大変お世話になりました。最後の診察のときちょっと泣きそうになった。

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