バーナム効果とは?
バーナム効果とは、
「誰にでも当てはまりそうな曖昧な質問を
することで
自分のことを言い当てられた
(理解されている)と思わせ、
信用、信頼させてしまう心理効果」
のことです。
営業マンや恋愛テクニックで
「コールドリーディング」という言葉が
話題に出ることがありますが、
これはまさにこのバーナム効果を
使ったものですね。
また、世の中の“占い師”なんかは
ほぼ全員この心理効果を使っていると
思います。
彼らは信用・信頼させることが
仕事ですからね。
当たり障りのないことを言って、
さも言い当てたかのような
流れをつくるんです。
たとえば、簡単な例文ですが、
「あなたはもっと自信を持ちたい、
周囲の人に評価されたい、
と思う時ありませんか?」
と、誰しもそういう一面はあるよね...
という言葉でしかないですが
たとえばこんな言葉が
血液型占いの本とかに書いてあったなら
「確かに当てはまるな...」
と思ってしまうものだと思います。
それが
「バーナム効果」の強力なところですね。
この心理効果を上手く使えば、
相手の信用・信頼を獲得することは
難しくありません。
もちろん、インターネットビジネスでも、
です!
バーナム効果の具体例
まず、バーナム効果で意識すべきなのは
誰にでも当てはまりそうな
言葉を投げかけることです。
つまり「外さない」ようにする
必要があるわけですね。
外すな!と言われると
難しく感じてしまうでしょうか?
まったく心配無用です笑
実際、人間の悩みというのは
年齢、性別によって多少の違いはありますが、
多くの人にとっての悩みって
共通だったりします。
10代の男女だったら、
恋愛や友人関係、進路に悩むでしょう。
⇒「友達や異性との関係、卒業後の進路に
ついて誰かに相談を聞いて欲しいと思う
ことはありませんか?」
40代の方でしたら、
健康、子供や両親のこと、ローン、
仕事に悩みをもつのではないかなあ、
と想像できます。
⇒「高齢のご両親、お子様の進路だけでなく、
ご自身の健康も気になり始めるころでは
ありませんか?」
思いつく限り挙げてみましたが
大きく外すことはないと思います。
この誰しもが思いつくような
悩みをイメージして「~ではありませんか?」
と投げかければバーナム効果を
発動できるでしょう。
まとめると、
誰しもがもつような“悩み”に
フォーカスすればバーナム効果を
活用しやすい、ということですね。