見出し画像

社会人2年目なのに2度も転職しちゃった僕

僕は社会人2年目のサラリーマンだが、転職を2度経験している。
周囲にそんな人はなかなかいないので、変なやつだと思われている。まあ仕方ない。今までの経験を書く。

1社目 海外メーカーっぽい企業**

新卒で入社したのは某メーカー。ベンチャー企業に分類されるが結構大きい。皆さんもご存じであろう商品のメーカーだ。
恐らくほとんどの人が海外のメーカーだと思っているのではないだろうか。
僕もそう思っていた。

田舎で育った反動なのか、僕は外国に憧れていて、英語が好きだ。
少しだけ自慢させてもらうと、大学時代にTOEIC820点と英検準1級を取っている。英検準1級はまぐれだが。
だから、海外事業に力を入れている企業に就職したいと思っていた。
そこで、内定を頂いた海外メーカーっぽい企業に就職することにした。

僕はこの会社が好きだった。同期も好きだったし、部署の先輩もいい人ばかりだった。外国人もたくさんいた。けれど、入社直後に大きな不祥事があって、転職することにした。結構苦労して入ったのに在籍期間は5ヶ月、あっという間だった。

2社目 個別指導塾

転職を考え始めた頃、外国人と関われる仕事の1つとして日本語教師っていいな~と思っていた。また、大学時代の塾講師のアルバイト経験があったので、教育業界を志望することにした。転職活動は驚くほどうまくいった。

僕は新しい教室の教室長を任されることになった。
給料は高くて、子供達とコミュニケーションを取れる。
入塾してから成績がぐんぐん上がる子を見ると本当に嬉しかった。
人間関係で悩むこともなかったし、僕は社内で優遇されていたと思う。

けれど、僕には会社の方針が理解できなかった。
これまで経験したことのないレベルのストレスを感じ、夜は何度も目が覚めた。朝は吐き気がするので朝ご飯を食べることができなかった。
耐えきれなくなるのは目に見えていたので、退職を申し出た。
退職を申し出てから退職までにほぼ4ヶ月かかったが、なんとか耐え抜いた。上司に恵まれていたことが大きいと思う。容赦なく詰めてくるが、優しい人だった。

3社目 外国人向け人材・通信事業

2度目の転職活動に軸と呼べるようなものはなかった。
リクナビネクストやマイナビ転職で「英語が活きる仕事」ぐらいしか条件を入れていなかったと思う。とりあえず塾から逃げたかった。塾が週6勤務なので日程を合わせることが難かしかったが、なんとか受けた1社に内定をもらうことができた。

5月に入社して、コロナの影響で休業が続いているが、今の会社はとても気に入っている。外国人メンバーがほとんどで、日本人が少数派。社長や幹部との距離も近く完全にボトムアップの社風だ。人材事業は立ち上げたばかりなので自分で考えて動かなければいけない。最高だ。

2度の転職を経験して**

僕は2度の転職を経験して、自分の理想の仕事にかなり近づけたと思う。
結局僕は「やりたい職種」「行きたい業界」みたいなものはなく、外国人と関われればそれでよかったのだろう。就職活動の時には周囲に負けないように、「こんな業界に行きたい」「こんなことがしたい」とか言っていたのが懐かしい。そんなにたいした人間ではなかったのだ、と肩の力が抜けた。凡人なのだ。

けれど、適当に仕事をして、惰性で生きていくのは嫌だ。
僕は決まり切った仕事やトップダウンの風潮が大嫌いなので、自分の実力を高めなければいけない。実力がなければ言われたことをやるしかないのだから。だから、今の会社で様々な経験をしながら、同時に士業の勉強を進めていく。
「何がしたいか」よりも、「どうなりたいか」を考えて行動していく。




いいなと思ったら応援しよう!