発酵する、農と暮らしの場所づくり。
2011年3月から10年経った現在、2021年7月。
自分を取り巻く環境、社会や世界の変化の大きさと速さは、さらに加速していきそうで不安になったりもします。
そんな中でも僕は日々の暮らしを重ねていくしかない訳で、朝起きて、今日どんな暮らしを積み上げるのか、忙しさに流されて、普段あまり意識しないことを考えたり、考えなかったり。。。
1日に何億も稼ぐ人がいるかと思えば、給食しか食べるものがないという子供がいたり、資本主義の限界が多くの人の目に晒された今、お金“を”使って間接的に暮らす日々から、自分の手で暮らせる力を取り戻しながら、お金“も”使って暮らす方向へ。
原理主義的にならないように気をつけながら、ゆっくり地に足を下ろしていきたいのです。
「暮らしが本業」になりたいのです。
まずは食べるものを作れるようになりたいと始めた家庭菜園。
成功と失敗と失敗と惨敗とたまの成功を繰り返していたときに触れて、思い切って飛び込んだ有機農業の世界。(「微生物と有機農に出会った! 家庭菜園失敗ばかりだった僕。」)
目に見えない生き物も含め、いろいろな命と関わり合って初めて成り立つ有機農の奥深さに触れて、新鮮な驚きを発見する喜び。
こんな喜びをいくつになっても味わえるような暮らしを、とても気に入ってます。
できれば、思うように動く体で、毎日機嫌よく、新しい発見に驚き、家族や仲間、まだ見ぬ人たちと一緒に笑い合える、そんな暮らしを重ねていきたいのだなぁ、僕は。
と、気づいたり忘れたり。
当たり前の日常の中で、具体的に何ができるのか。
「日々精進」という歌が頭の中で流れます。。。
幸い、職場の「サンシャインファーム」から、EM農法(微生物の力を積極的に使う有機農法)で多品目栽培に挑戦しながら、お客さんを農場に招く役割を授かった僕は、以前から憧れていた畑での朝市を開き、土曜の午前中「暮らしが本業」を模索中。
そして、微生物との発酵ライフを取り入れて、体と身の回りの空間を整えたい!と。
まずはこの「農場朝市」をドンドン発酵させていくことから始めていきます。
発酵する、農と暮らしの場所づくり。
始まったばかりでまだまだ発展途上ですが、土曜日の午前中、タイミングが合えばぜひ〜。
雨でも毎週やってます。
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