お正月明け早々の種下ろし。沖縄の米づくりはスタートが早いのです。
お米づくりを始めようとなった去年の夏。
ちょうど2期作目が始まる頃に、タフぶねで作った簡易田んぼに、いただいた苗を植えてつくっておいた種籾。
いよいよ本格的にスタートする田んぼプロジェクトは、種籾を発芽させるタネ下ろしから始まるのでした。。
とは言え、何をどう始めたらいいのかも分からない、田んぼ素人。
そこで、沖縄本島北部でお米とコーヒーを育てている先輩ハルサーに農場までご足労願い、いちからお米づくりの基本を教わることに。
時は正月が明けて間もない1月15日。
お米づくりの第一歩は種籾の処理から始まるのでした。
まずは、塩水に種籾を漬ける「塩水選」健康な種籾を選別。
浮いている種籾は除いてしまいます。(表紙写真)
選別した種籾は60度前後のお湯に約10分つける「温湯処理」を施して消毒を。
後で、これは順序が逆の方が良いと教わったんですが、今回はそれほど問題にならなかったのでは。。。
その後、種籾を水に漬けて発芽を待ちます。
毎朝水を替えて様子を伺うと、どんどん愛着が増していくのが自分でもわかるように。。
そして約2週間後の1月30日。
苗床になるタフぶねに種籾を播いて、春のお彼岸ころに行う田植えまで、40〜50日間の育苗が始まりました。
田んぼで育苗すればいいのですが、あろうことかまだ田んぼの準備が整ってなかったのです。。。それで仕方なくタフぶねに播種となってしまい、間に合うかどうかドキドキの苗づくりになっていました。
苗床の土は、畑の土+刈草堆肥+1型ボカシ少々+炭+この時話題だった小笠原から流れ着いた軽石。しかし軽石は浮かんで邪魔になってしまうのですぐに除去。
ともあれ、無事?完了した播種。
苗の成長を毎日観察して、ウキウキしながら過ごしていたのです。
あんな悲劇がこの苗たちを襲うとは、誰も予想できなかったのですから。。。
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