パーマカルチャーで発酵。
パーマカルチャーって聞いたことありますか?
ひと言で説明することは難しいですが、
この先の未来もずっと、楽しく暮らし続けるにはどうしたらいいのか、のヒントがたくさん詰まった考え方というか、デザイン体系というか。。。
まぁ、やっぱり説明は難しいんですが、パーマカルチャーというのは造語で、パーマネント+カルチャー(アグリカルチャー)なんで、「永続(できる)文化」という感じでしょうか。
気候危機や食糧危機、金融も危ない気がする今の文化は、本当にこの先も続いていくのか不安にもなりますが、子供や孫の世代も楽しく暮らせる文化を作っていくヒントが、パーマカルチャーという名の下に集まっているのです。
あまり原理主義的にならず、今のテクノロジーとも上手く付き合いながら、新しい暮らし方をつくっていけると信じています。
以前の記事でも少し触れたんですが、2011から2012年にかけての年末年始にパーマカルチャーセンタージャパン(PCCJ)主催の「パーマカルチャーデザインコース合宿」に参加して、パーマカルチャーの入り口まで連れて行ってもらって以来、どうにかして活かせないだろうか、どうやったら暮らしの中に取り込めるのか、試行錯誤のトライ&エラー。
そこで、僕が目をつけたのが、沖縄の「アタイグヮー」。
家に隣接する小さな畑のことなんですが、沖縄では結構盛んで、近所には庭にアタイグヮーのある家がたくさんあります。
この庭にある畑をヒントに思いついたのが、庭が畑になっていて、畑が庭のように使える「アタイグヮーデン」(ダジャレ!)。
これにパーマカルチャーの知恵をプラスして、楽しく暮らすベースにできるのでは。。。と。
プランターのあるベランダでも、家庭菜園の畑でも、イメージと使い方次第でどこでも「アタイグヮーデン」になります。
BBQやお茶を飲みながらゆっくりするなど、あなたが庭でやりたいことを、野菜やハーブを育ててる所でやるだけでOK!
楽にできるように、物の配置を考えるだけで、パーマカルチャーの始まり。
ベランダで育てたハーブを使ってお茶をいれ、採れた野菜を友達に分けたり、生ゴミコンポストを使ったり、誰でも簡単に始められます。
その場所に合った育てやすい植物を選んで、それぞれの特性を活かしたアイディアで、寄せ植えにしたり日陰を作ったり。
クーラーの排水だって使えるかも。
実は、僕のイメージの中では、サンシャインファームの圃場と広場を使って、アタイグヮーデンをつくっているのです。
プレハブの倉庫を家に見立てて、鶏小屋、ヤギ小屋、市場もできる広場、豆のアーチの下でフレッシュハーブを摘んですぐお茶に。
目の前なってる野菜を焚き火で焼いて。。。。
こんな暮らしがしたかった〜。
土曜の朝市で体感していただけると嬉しいです。
地球のこと、いろいろな命のこと、自分の幸せも大切にして、余ったものはシェアする。
菌たちがそれぞれの活動をするように、未来にとって善玉菌的な暮らしを。
僕は発酵したいのです。
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