アウトライナー的な頭の使い方を手に入れる
こんにちは、セムです。
アウトライナーになれてくると、アウトライナー以外の場所でもアウトライナー的な書き方ができるようになります。
たとえばブロック(段落)ごとにごそっと順番を入れ替えたり、スライドの順番をぐるぐる入れ替えてみたり。あるいは文をぶつ切りにしてみたり。
アウトライナーを手にすることの一番のメリットは、まず書き出してから、整理する、このようなアウトライナー的な頭の使い方ができるようになることだと思っています。
慣れてくると他のツールでもアウトライナーがあたかもあるような動かし方をするようになってきます。そろばん上級者が指だけで暗算する、あの感覚に近いといえばわかりやすいでしょうか。
昔からノートのとり方に代表されるように、書きながら整理をしなきゃいけないと教わってきました。わたしは幸いそういうのが得意な方だったので、テスト前になると「ノート写させて」と言われるタイプではあったのでしたが、ノートとりが苦手な友達は結構学校の勉強では苦労していたようでした。
当時の彼らがアウトライナーを手にしていたら、とりあえず書いておいて、あとでたまってきてから整理してもいいんだよ、ということに気づけていたら、彼らの今は違うものになっていたかもしれません。
現に私も学生時代にこれを知ってたら、学びの幅は広がったのではと思ったりしています。ひょっとしたら歴史はもっと立体的に見えていたかもしれないし、数学の答えを丸暗記するなんてこともしなくてよかったかもしれない。まぁ、今となっては後の祭りなのですが。
最近は気になるキーワードについて2〜3サイトから気になる部分を引用して、ブログ記事くらいのテキストコンテンツを書いて社内のConfluence(Atrasian社による社内Wiki)で共有するのがちょっとしたマイブームです。もちろんアウトライナーでまとめます。
人に伝わる形でまとめることで自分のナレッジ獲得につながるのはもちろん、社内でも喜ばれるので一石二鳥です。
アウトライナーという武器を手に入れたけど、何したらいいかわかんない…という方はぜひ、社内でみんなが気になってる話題をまとめてシェアする、ということを試してみてください。ちなみにわたしが最近やったのは、iOS14のidfaオプトイン制に関する話題でした。
さぁ、今日も思考の動きを楽しみますか。
読んでくれてありが豆m(_ _)m よりよいコンテンツ作りを目指していきます。