断られる準備をする
今、とある会社からの返事を待っています。そんな中ふと思った、これまで無意識にやってきた思考のクセを言語化しておきたいと思い、今日このnoteを書いています。
よく、重要な場面を前に【退路を断つ!】と意気込む人がいますよね。でもそれって、万人に通じる方法なのでしょうか。少なくともわたしは違うと感じています。
退路を断ってしまうと、なんとかして取りに行かなきゃといつも以上にテンションを上げてしまったり、自分をよく見せようとして話を盛ってしまうことがあるからです。(そして後から激しく後悔する)
どうもわたしは過度なプレッシャーがかかるといつもの自分が出せなくなってしまうようなのです。むしろ、ダメならダメで、くらいの時のほうがいいパフォーマンスが出せます。
もちろん退路を断つことで最後の気合は入るのかもしれません。ただ、これまでの経験を振り返ってみると逆に空回りをしてしまうことが多くありました。メタ認知を知ってからはその空回りをリアルタイムで感じてしまうようになったのです。
その対策として、いつからか重要な結果待ちの前には退路をあえて作るようになりました。退路というとあれですが、もっと平たく言うと「どっちの結果となってもハッピーになるような理由探し」といったほうがいいかもしれません。
たとえば営業なら断られてしまった時のこと、転職ならそのまま今のポジションに残る時のことをしっかりイメージし、メリットをかき集め、断られてもいいように準備をします。これにより、ダメならダメで自分には手持ちのカードがまだある、と自分を落ち着かせることができ、等身大の自分で話せるようになったのです。この小さな余裕を持つことで最終的にいい結果につながるようになりました。
これは考え方のクセなのでもちろん合う合わないはあるでしょう。ただ、周りから「そんな甘い考えだから結果が出ないんじゃない?」なんてクソ余計なお世話を(おっと毒が…失礼)言う輩がいたら、うっせぇわ、と一言心の中でつぶやいてやりましょう。世の中には背水の陣なんて敷かないほうが頑張れる人だっているんです。
大事なのは自分の考え方のクセを知ること、そしてそれを言語化しておくことです。言語化しておくことで、他の場面でも再現ができます。
あぁ、10年前にこれを言語化しておきたかったなぁ…(遠い目) これも年の功ってやつでしょうか…
今、いろいろ選択肢の前で考えることが多く、このような投稿となりました。やることはやりきったので、あとは結果を待つのみです。
読んでくれてありが豆m(_ _)m よりよいコンテンツ作りを目指していきます。