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暗号資産詐欺に合った その13

今日は個人再生の可能性について弁護士センターで相談。個人再生とは、自己破産の一歩手前の処理で借金を圧縮できる制度のこと。 まず弁護士から言われたのは、額が大きいから自己破産するのが良いのでは、ということ。しかし、我が家の事情を話して、任意整理の相談を進める方針で今日は終わった。 個人再生をする場合は、裁判所の指示で我が家の資産を洗いざらい調べられ、本当に返済不可能かを見極められるということだった。 この我が家の資産、というのがポイントで、私の資産だけではなく、妻や子供の

    • 暗号資産詐欺に合った その12

      先の記事で触れた、家計の持ち直しのための副業について、妻と少し話をしたので記そうと思う。 本業とは別で、空いた時間に仕事をして、お金を稼ぐことができるが、妻の意見は、そんな事をやっても本当にいいのか、というものだった。 この意見に対して、私は違和感を覚える。人が自分の時間をどのように使い、どのような仕事をして、どのようにお金を稼ぐかは、自由なのではないかと思う。 確かに会社のルールは副業が禁止になっているが、そこはしっかりと本業をこなしていれば、相談の余地はあると思う。

      • 暗号資産詐欺に合った その11

        あともう一つ、私にとっての重要なアイデンティティがある。 アイデンティティというか、病気なのだが数年に一度、ひどく気分が落ち込み、頭が回転しなくなる時期がある。これは明らかなうつ病で何の前触れもなく、突然襲われる。 私にとっての人生の命題は、この鬱状態といかに向き合うか、いかにうつ状態に陥らないようにコントロールするか、であり、これは私の生活に於いて、最も優先順位の高い課題である。 うつ病を経験したことがある人はわかると思うが、うつ状態のときは本当に何もできなくなる。何

        • 暗号資産詐欺に合った その10

          私のバックグラウンドについて、今は妻と子供3人と都内に住んでいる。仕事は技術職で、趣味も新しい技術に触れること、好奇心が強く、何よりも好奇心に基づく行動を優先する。 人と話をするのが好きで、対話や行動を通して得られる気づきに喜びを感じる。古典文学が好きで若い頃は乱読していた。物語は最近殆ど読まなくなったが、仕事柄、専門書は多く読む。 休日は子供とドライブに出かけることが多く、友人は多いほうでは無いが、信頼できる友人がいて、周囲の環境には恵まれている。 母子家庭で育ったの

        暗号資産詐欺に合った その13

          暗号資産詐欺に合った その9

          最終的にはカードローンを850万円も借り入れしてしまう訳だが、最初の段階ではローンして資産運用などというのは考えられないと思っていた。 資産運用というのは、余剰資金で行うのが普通、というのは、高校生でも知っている常識だろう。それでも、私の常識を操作し、結果、借金を負わされたのは、詐欺師による洗脳のスキルが高かったためだろう。 私の信条として、人間は本来自由な生き物である、というものがある。人間は社会的な生物である以上、自由意思なんてものは存在しないと思うが、この私の考えも

          暗号資産詐欺に合った その9

          暗号資産詐欺に合った その8

          少し早起きしたので文章を書こうと思う。 1300万円の被害で借入が850万、家の資金が650万失ったと書いたが、借入分のうち200万は手元に有るので、1300-850-650+200で計算は合う。 この200万を上手くやりくりして、カードローンの返済をやりくりすることになる。弁護士さんと話をしたときもそのような方法を取るのが良い、とアドバイスをいただいた。 あとは、愛車を手放す必要がありそうだ。買取査定は300万円。車はなくても生活はできる。近くにバス停があるし、駅まで

          暗号資産詐欺に合った その8

          暗号資産詐欺に合った その7

          自分の気持ちを振り返ってばかりで、話が先に進まない。 顛末は先の記事に書いた通り、1300万円を失い暗号資産の特性から、この1300万円は取り返せる見込みもなく、850万円の多重債務だけが残った。家の資産は650万円失った。 続きはまた時間があるときに書こうと思う。

          暗号資産詐欺に合った その7

          暗号資産詐欺に合った その6

          腹が立つと同時に、家族への申し訳なさが強く現れている。1日の疲れが出ているのだろうが、申し訳ない気持ちが強いと、家に帰らずにずっと仕事をして気を紛らせていたい。 騙された自分が悪いことは承知しているし、資産運用のリスクは自己責任であることも理解している。 相手が架空の人物、組織であることで怒りのやり場が無い。警察の方と相談所の方は、長時間に渡り親身に話を聞いてくれた。 妻や親、友人も私を責めることをせずに、前向きな解決を目指すように言ってくれている。しかし、この自分の中

          暗号資産詐欺に合った その6

          暗号資産詐欺に合った その5

          もう少しで最寄り駅に着くので今日の投稿はこれで最後。 彼は自分の会社の資産運用は、専門家チームを雇ってリスクを最小にするために独自の計算を行っていると言っていた。 思い返すと、この部分がかなり怪しく、当時も嘘だと思っていた。その理由は、掘り下げても具体的な手法が出てこないし、統計的なモデリングをしているのか?や、どのようにデータに基づき予測しモデルを更新してるのか?という質問に対しては、合理的な答えが返ってこなかったからだ。 質問の回答を避けるように、彼は資産運用に関す

          暗号資産詐欺に合った その5

          暗号資産詐欺に合った その4

          出張先からの帰路の電車でこの記事を書いている。思い出すと腑が煮え繰り返す。負の解決策を取らないためにも、この記事に起こすことで気持ちを整理している。 直ぐにでも復讐を画策したいが、周囲にキツく止められている。多分、私はいま冷静な判断が出来ない状態なのだと思う。 今回の負債が整理される頃には、この怒りは鎮まると思われるが、今は怒りのままに文章を記そうと思う。 Xでダイレクトメッセージを寄越した外国人は、会社を経営していると伝えてきた。いま思えば、聞いてもいないのに、自分は

          暗号資産詐欺に合った その4

          暗号資産詐欺に合った その3

          振り返れば反省点は色々あるが、渦中にいる人間はそのことに気づかないものだ。 相手は詐欺のプロで組織的に体系化された方法論に基づいてやり取りを組み立てているのだろうと思う。 本当に自分が馬鹿だったと思うが、相手のやり口の巧さには、どの業界にもスペシャリストがいることを再認識させられる。 そのXでダイレクトメッセージを寄越した人物は、ごく自然に自身の経歴を明かし、私の個人的な情報を聞き出した。 これは詐欺を図るに足る資産を持っているかの判断材料にされたのだろう。本当に距離

          暗号資産詐欺に合った その3

          暗号資産詐欺に合った その2

          Xを始めたのが2024年9月で、趣味で気になった記事をリプライしたり、たまに写真を投稿するくらいの使用頻度だった。 広告を減らすために認証マークを取得すると、外国人からのフォローが増えた。 そして、外国の方からのダイレクトメッセージが届くことも増えてきた。多くは日本の文化に興味があり、日本語の勉強のためにメッセージを送信した、というもの。 私は軽い気持ちで異文化交流ができるなら、と返信をしていった。同じようなモチベーションを持つ方の全てを否定するつもりは無いけれど、この

          暗号資産詐欺に合った その2

          暗号資産詐欺に合った

          今月、2024年10月、Xで知り合った外国人に上手く乗せられて暗号通貨の詐欺に合った。 詐欺だと気づいたのが、先週金曜10/25で、翌日10/26に警察へ行き被害届を提出。 本当にあっという間の出来事だったのだが、先週だけでカードローンを850万も多重債務してしまった。 これは暗号資産で直ぐに取り戻せると考えての借入だったが10/25金曜に暗号資産の口座から出金出来ない事に気づき詐欺にハマってると自覚。 返せるアテの無い多重債務を整理するために10/27月曜に再生相談

          暗号資産詐欺に合った