第12節を終えて
現地時間16日に行われたセリエA第12節、対インテル戦は73分に決まったロメル・ルカクのPK弾が決勝点となり、0-1で敗れてしまいました。
前半から得点機を生み出したものの、インテルのGK サミル・ハンダノビッチのスーパーセーブもありゴールならず。そして70分、オスピナがマッテオ・ダルミアンを倒す形になり、PKがインテルに与えられました。そしてこのジャッジに抗議したインシーニェには一発レッドカードの退場処分。
試合後、ガットゥーゾは「こんなふざけたジャッジはありえない。イタリアでしか起こり得ないことだ」と怒りをあらわに。
「疑わしいPK判定だけでなく、まさかロレンツォを一発退場にするとはね。この試合を裁いた(ダヴィデ)マッサは正しい判断ができない人物だ。こういうケースでイングランドやスコットランドではちゃんと選手の主張を聞くものだ。そのうえで何かが起こるようなことはない」
「私が現役だったときは、そのような抗議もスポーツの一部だった。あんなジャッジを下したあとだ。そりゃあ選手側だって“クソッタレ”と言いたくなるものだ。レフェリーがそれを真に受けて過剰反応するのもおかしな話だと私は思うね」
「この試合でナポリがインテルより優れていたことは誰の目にも明らかだ。ロレンツォをピッチから追い出したことは本当に馬鹿げている。まったくもって納得していない」とコメント。
またナポリはアウェーでの一戦ながら、ボール支配率41-59%、シュート本数5-17(枠内2-3)と、スタッツ上では多くの決定機を生み出す内容だっただけに悔しい敗戦となりました。
そして、前半12分に厳しい体勢からクロスを上げた際に左足首を負傷したメルテンスですが、その後はプレー続行不可能となりメディカルスタッフの肩を借りてそのままピッチを後にしています。
クラブの発表によれば、17日に検査を受けたメルテンスは左足首にグレード1〜2の損傷(おそらく捻挫)が見つかったとのこと。離脱期間については明かしていませんが、3週間後に再検査を実施するとのことで年内の復帰は間に合わない模様です。
なお、メルテンスはすでにリハビリを開始しており、リーグが中断されるクリスマス期間も母国ベルギーでリハビリを続けるようです。
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