【視点が違うからこそ】面白い
🐈⬛早くも11月に突入した。空はずしりと曇天模様だけれど、ぼちぼち頑張ってみようと思ったある日の朝。 「惚れたが負け」 とよく言うけれど 私達の関係性では 「惚れたが勝ち」だと自分では思っている。あくまでも お相手が受け止めてくれてる、と 実感がある場合だけど。こと…主様に於いては、きっと 惚れ抜いた私の方が 強い。立場や上下の話ではなく、自分の感情を思うまま主様にぶつけられる、という意味での感情の置き方が、自分を安定的に保つ為に必要な事だったと思う。
初めは、主様に対しても自分と同じくらいの熱量で接して欲しいとか、同じくらいの悦びを表現して欲しいとか、主様の反応の低さや小ささに物足りなさを感じていた。物足りなさというか、その素っ気ない態度などが、私の事などそれほど大事には想われていないんだな、とか、そこまで私に興味も無いんだな…など、その反応の微妙さにいちいち凹んでいた。
自分が面白いと思う事、可愛いと思ったモノなどに対して、自分と同じような昂ぶりというか、共感性を示して欲しかったんだと思う。けれど、月日を重ねるうちに、反応が乏しいから全く興味がないという訳ではなかった事が、徐々に分かるようになってきた。興味を持つ先が、私とは少し別の所にあるというだけだった。
所謂「視点が違う」という事。例えば私は、誰かの手によって造られた見えたままのその外見を「面白い」と思ったとする。そして、そのままを主様へと伝えるのだが、主様は「面白い」外見もそうだけど、それよりもその面白さが造られた「経緯や背景」が面白いと思っていた・・・など。
🐈⬛私は、こういう一見ズレているように見えるけれど、二人が二人共、全く同じ視野でなくて良かったと思えた。こんな二人の「違い」は、主様が一体「何」を見て、「どう」感じているのかが良く分かるから。そして、それを感じた時の主様の反応を知る事が出来て嬉しかったから。「なるほど!そんな所を見ていたのね!」と、私では見えなかった空間や話題も、大きく広がる気がして、一気に楽しくなってしまうから。
こういう違いがあるから「楽しい」し「嬉しい」。何もかもを押付けたり、押付けられたり、そんな風に何にも窮屈に、理不尽に縛られなくていい。お互いに思ったままを伝える、間違っていれば正されるし、逆も然り。「どちらがどうあるべき」などは、一緒に過ごしていくうちに、自ずと見えて来る。逆に「何か」に当て嵌めようとするから、その殻から抜け出せなくなり、自分で自分をむやみに縛ってしまう気がする。
人間だから、日々何かに影響や刺激を受けると感情だって、勿論変化する。その変化すらも楽しんでやろうと思う。そして、今の主様とならそれを一緒に「愉しんで」いけると思うから。「主様」という芯はどう足掻いても、決して揺らがない。だけど、変化には柔軟に対応する。自分達が生きやすいように、前を向き歩きやすいようにと、お互いにカスタムを試みながら。
🐈⬛夜から降り続く雨が、憂鬱を引き連れてくる。世の中は三連休・・・私はいつも通りの二連休です。主様との関係は順調そのものなのに、職場での出来事で… どうしても目に入れたくない…生理的に受け付けない人がいる。自分に対して、何か攻撃を受けたなどではないにも関わらず、ただ同じ室内に居るだけで嫌悪感を感じてしまう。どう回避するか? 最近の悩み。
主様にも、以前から相談はさせて貰ってもいて、何度か気持ちを切り替えつつ、やり過ごしていたけど、やはり月日が経過しても受け付けない。その人が同じ空間にいるだけで、気分がどんよりとしてしまう。その人が立てる物音すらも嫌悪する始末。声や物音が必要以上に大きい事も、私が嫌いな(というよりトラウマ)要因としても大きい。会社携帯の蓋を「バチン!」と叩き折るように折りたたむ音、電話していても、相手の話声がこちらまで洩れ聞こえてしまう程に音量を上げて通話する事、こちらがとてもやる気を削ぐ様な、嫌な気分にさせられてしまうような、深いため息をつく事・・・。挙げるとキリはない・・・。
全く顔も合わせない、話しかけなくてもいい、見なくても問題ない・・・という距離感で仕事出来れば一番良いのだろうが、同じフロア、何ならデスクも近いから、直視していなくても、目の端には映ってしまう。そして同じ部署、現場の仕事が嫌で事務仕事を希望して、私より後から異動してきた。
最高にこの人「嫌い」だと思ってしまったのは「話し方」。技術的に自分より上な人には、恐ろしいくらい丁寧な言葉遣いだけれど、自分より年下などへの話し方は本当に最悪。掌を返したかのようにつっけんどんで、返事をするのも嫌味ったらしい。社長に対しても、かなり嫌味な感じの話し方をする時がある。
嫌味というか、人を小馬鹿にしたような口調で、真剣な話なのに、半分笑いながら話すのも嫌悪する部分。そして対話中、相手が言い終わる前に被せて来て、そのままオウム返しで話し返す事。それも大声で。あぁ、もう書いていて嫌になる。けど、書かないと…吐き出さないと…昇華されない。
🐈⬛まぁ、そうは言っても毎日の事だし、これは自分自身で見切りをつける・・・というか気持ちを切り替えるしかない事も十分解っているし、そう対処してはいる。人の事は良く見ていて、至らない点をグダグダと言う癖に、自分の事は棚に上げている所も嫌われる要因だと思う。
私が入社してからも、彼は現場内でもかなり嫌われていた話を色んな所で耳にした。少ない人数しかいないのに、どうしてこんなに嫌われるのだろう?と、初めは不思議だったが、自分が接してみてやっとその理由が分かった気がした。それも、早々に。彼が変わるとは思わないし、変えたいとも思わないから、そう、もう私自身の気持ちの持ちように掛かっている。
毎日居る場所だから、私は効率よくやるべきことはきちんとやり遂げたい。どうしたらストレスを感じずに、その仕事を片付けるか、日々考えながら動くようにしている。あくまでも、時短出来て自分がやりやすいように立ち回る。無駄な感情に振り回されたくはないし、しっかり自分の軸で生きたい。マイナスな感情ではなく、前向きな感情で色々を体感したい。
🐈⬛新たな一週間が始まる度に、今週は…今月は…一体どんな日々になるのだろうか?と思いつつ。でも、目覚めて一番に 主様を思い浮かべる事が出来るから 、きっと今日という日も幸せに 違いないと思う。想える相手がいて、ちゃんと答えてくれるのだから。
私の毎朝のこの拙い小さな呟きにも、少なからず反応してくれてきちんと返してくれる。必ず毎日の「おはよう」をくれる。そこから一日が始まる幸せ。ずっとずっと大事に噛み締めたいし、守りたい。
素敵な一日になりますように、穏やかに過ごせますように、主様が私を離さずにいてくれますように、貴方の内側が ホクホクと暖まりますように、大好きが届きますように・・・と呟くと・・・
「ちゃんと届いてるよ~」と、受け止めて貰えるから嬉しい。多分、ここをスルーされてしまうと、私は拗れてしまうのだと思う。そこを外さないあたりが主様の凄いところ。きっと、何も深くは考えていないだろうけど。
🐈⬛沁み渡る冷え具合が、人肌恋しい 季節なんだと思わせてくる。とはいえ、誰でもいい訳じゃないし、私が求める先は 只一つしかない。大好きな人の胸中に収まりたい。力強くぎゅうっと圧縮され、小さく折り畳まれて、主様のポッケで過ごしたい。呼吸や声を発する度に響く、振動という名の快感を、全身で味わいたいから。ひたすら、主様だけを感じていたい。
最近よく思うのだけれど、この広い世界に誕生していてくれるだけでも奇跡なのに、更に全く別の地域でお互い育ち、交流なんて勿論無くて、更に何十年もの時を経て巡り合い、ただでさえ好き嫌いだってあるはずなのに、そこもクリアして今こうして目の前に在って触れていられるという事が、本当に不思議でならない。しかも、私に至っては本当に「理想」を絵に描いたような方だし、そんな人が私の「ご主人様」でいてくれるなど。
巡り合わせとは、奇跡の積み重ねだと思うけれど、その片鱗は自分でもきっと手繰り寄せていたんだと思う。でなければ、こんな理想の人には出逢えないと思うから。全ての偶然と必然、奇跡がもう何かよく分からないタイミングと縁で一気に磁石のように惹きつけられた気がしている。世間には、言えない間柄ではあるけれど、こんな風にしか生きられない人間もいる。
きっと私は、一人だったとしても何となくは生きていけるのだろうけど「今」心から望んだ理想であり、大好きな主様が居てくれるなら、その為に残りの全てを掛けて生きるのも悪くはないと思えてしまう。だから、本当に本当の最期まで、主様の事だけ想い続けていたいなぁと、改めて思った。次、生まれ変われるならば、主様の一部で在りたい。どんなモノに生まれたとしても、一部で在れるならまた最期の時まで傍にいたいから。
🐈⬛be continued🐈⬛