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【"不安"の原因は】疑問から

🐈‍⬛季節は六月へ突入のある日、終日 曇り空予報。翳る空は久々だ。こんな日も ある。今ではもうあまり拘らなくなったけれど、久々に話題のBDSM診断をやってみた。界隈に辿り着いた頃、初めてこの診断をした結果から、変化している気がする。なるほど… 主様が安らぐと私はその倍安らぐ。多分 こういう事なのかな。愛情オンリーでしか返せないのかも。だからきっと、私は自分の気持ちが向かない人には1ミリの興味も持てない。

🐈‍⬛BDSM診断結果🐈‍⬛

🐈‍⬛確か、初めての時は…パパ/ママというより、ボーイ/ガール、リガー、ハンター、ペット…などが上位だった気がする。主様と接する回数が増え、二人のリズムや性癖、そんなモノ達を少しづつ理解しながら、二人が楽しめるように変化していったんだろうな。これが、無理強いして変わった、変えられた…ではなく、自然にやりたいようにやってきた結果だろうと思う。

私は、何よりもやはり主様が「楽しい・気持ち良い」と感じて貰える事が今は最大の喜びになっているから「独自の方法により気遣いと愛情で育てる」という診断は間違っていないと思う。きっと私達はその方法で、お互いに育て合いっこをしているような関係性だと思う。私としては主様の「主」という立場は唯一絶対でそれが崩れる事はない。だから、行為としての役割が、臨機応変に逆転したとしても、二人の間の上下の関係性というのは、揺らがない。

只今、主様の”メスイキ”絶賛開発中で、私が行為の一部として逆に犯すような事があったとしても、主様の性格上メス化する事はないように思う。私は、男性を攻める事にそんなに抵抗もないのだけど、初めからM男さんだったら、多分興味も持っていないし、続けていても途中で飽きてしまうか、一気に冷めてしまう時がきっと来ると思う。主様に出逢う前のセフレくんで、歳下の可愛いM男くんが居たけれど、やはり途中で物足りなくなってしまい、疲れてしまうようになった事がある。

私の性質は、我儘に出来ているらしく、S性・M性のどちらかしか味わえないのはどうやら「物足りない」と感じるらしい。快楽の悦びや苦痛に歪む姿を、見られたいし、自らも見たいと思ってしまうから。だから、主様との相性はとても嵌っていて、私は満たされているんだろうなとつくづく幸せに思う。主様がどう感じてくれているかは、甚だ疑問ではあるけれど…。

🐈‍⬛気遣いと愛情で育て合う🐈‍⬛

🐈‍⬛こればっかりは、二人だけの世界のお話。人間として相手に興味が持てるか、心から信頼を預ける事が出来るか、何を於いても「この人だ」と納得できるか、例え裏切られるような事があったとしても、それまでの日々を幸せだったと言い切れるか、何かが二人の間に波をもたらしたとしても、乗り越えようと諦めないでいられるか…。私にとっては、それがしっかりと再確認出来るのが、毎月の「逢瀬」。

勿論、毎日のやり取りで積み上がったものがあるから、出来る事ではあるけれど、その普段という日常でのやり取りと、実際に直で逢った時に違和感を感じないかどうか。これを答え合わせできる場だと思っている。ただ、そればかりを考えて逢っている訳ではないし、むしろ、溢れる愛情でしかないけれど、それらをいちいち思考しなくても、自然に納得できる感覚があるから「間違っていない」と言いきれてしまうんだろう。

最近は、庭仕事が楽しくて つい没頭してしまうけれど、主様の存在だけはいつも側にあって、私の斜め上から 見下ろされている感覚がある。離れている時こそ、この「見守られている感」が大きいと心情的に安心する。大好きで堪らなくなる。逢えている時は勿論だけど、逢えない間の不安を不安にしないでくれる主様が愛おしい。

🐈‍⬛見守られている感🐈‍⬛

🐈‍⬛ただ、たまに主様の(心配させまいという気遣いによる)言葉足らず、恥ずかしがりという性分が邪魔をして、私に伝えきれていない事で、不安になる事はある。私が思う「不安」というのは、所謂いわゆる…「疑問」だ。何故?どうして?という疑問が浮かぶような言い方(肝心な事を言わないなど)をされるから、不安が次々に生まれると思っている。初めから、重要な事を変に隠さず言ってくれていれば、なるほど…それでね!…と理解も追いつくのに。

私達の間には、こんな感じの、お互いを気遣うが故の、少しのすれ違いがよく起こる。特に主様は、私の病み方を心得ているからか…不安にさせたくないから、言わない方がいいかな?と、前もってその「不安の原因」となるかもしれない出来事を言わない事で回避できると思っている。でも私は、その肝心の原因というか元の出来事が何の事なのか教えて貰えない事に不安を抱いてしまう。それが分からない限り、こちらから質問する事すら出来なくなるから。そうなると、益々「何故?どうして?私には言えない事?」と、余計で見当違いな妄想も含んだ不安が雪崩れ込み、主様との間に、距離を感じて切なく…寂しくなる。

私を余計な事で、不安にさせたくないという想いが、逆目に出る。その想いも痛い程理解は出来る。でも「私はそうじゃないよ?」と伝える事で、回避出来るはずなんだ。私には多分知られたくないだろう家族の用事などは、確かに言いづらいかもしれない。こんな関係で言える事ではないけれど、主様には家族も大切にして欲しいし、詳細を延々話されても困るけれど「今日は、家族との用事だから連絡が遅くなるかも」とか、本当にその言葉さえ言って貰えれば、私だってそれ以上の詮索などしない。

🐈‍⬛「不安」は「疑問」から🐈‍⬛

🐈‍⬛でも、それすら教えて貰えずに「今日は疲れた・・・」とか、そんな事を言われると「え?一体何をしてるの?」という疑問が沸き起こる。その疑問が先程も言った「不安」になって一気に押し寄せてくるのだ。だから私を不安にさせたくなければ「言わない」のではなく「言っておく」事が一番の回避方法だと返した。

主様の性格上、私にそう「言う」行為がもう恥ずかしいと思っているんだろうと推測している。そんな主様も可愛いと思えてしまうから、不思議だ。隠されてしまった現実を知って、あんなに胸が張り裂けそうに、切なくて寂しいと思うのに…主様のそんな弱さや恥ずかしさを目の当たりにしてしまうと、やっぱり「愛おしい」が完全勝利してしまうのだから、勝てない。

でもね、主様も頑張りすぎる程の毎日を過ごしてるから、とっても心配ではある。そして、あまり変に私も心配させたくはない。またいつかの癒しdayを 妄想しながら、今日も乗り越えようと思いつつ。毎日本当にありがとう。逃げずにちゃんと向き合ってくれて。いつも感謝でいっぱい。言葉ではもう足りないよ。貴方の優しさは十分に沁みてる。

🐈‍⬛主様の優しさが染み渡る🐈‍⬛

🐈‍⬛普段、主様との物理的な距離が、開いても開かなくても 逢えない事に変わりないのに、いつもと同じ場所に居ないという事実を知ると…途端に不安になる。無理矢理 引き剥がされる気がして、急に呼吸が苦しくなる。心の居場所は何処に居ても、主様の側で在る事に変わりないのにね。

やり取りも出来て、何ら通常でも大差ないのに…何故だか焦ってしまう自分がいた。以前も一度、急遽新幹線での移動があった時、本当に一人で焦っていた。何に対してなのかもよくわからないまま、恐ろしく寂しく感じていた事を思い出した。私って、こんなに「寂しさ」を感じる人間だったのかな?と、何だか別人を見ているようで不思議だった。

今までにこんなに離れる事が寂しいと思った事があっただろうか?こんな感覚を持ち併せていた自分にも驚いた。こんなにも私に後ろ髪を引かせる人間がいただろうか?こういう所なんだろうな。主様が、私の「唯一」であるって。多分、他の誰にも抱かない感情や感覚たち。理性だけで抑えきれない、本能のままの気持ち。捧げられるのが、貴方で良かった。受け止めてくれるのも、貴方で良かった。貴方にしか、見せられないんだ…きっと。

🐈‍⬛be continued🐈‍⬛

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